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689-乾燥対策

院長コラム689 2023/11/17

朝夕かなり冷えてきました。日中も湿度は上がらず、30%台です。

風の強い日は、外の湿度は更に下がっていると考えられます。風の中を歩いていたら、あっという間に乾いていきます。真剣に保湿をしましょう。

手持ちの化粧品でしみたりしなければ、美容液でも乳液でも、重ねて何度も塗るのがまずは対策です。塗ってしばらくは少しだけ良いと思うのですが、塗っても塗っても乾くのであれば、どんどん塗ってください。

そして、室内の湿度を上げます。50%くらいを目指したいところです。

何か特別なものでなくてもよいので、身近にある刺激がないものを塗ります。もちろん、ステロイドを塗りますと一瞬良くなりますが、時間が経てばやはり乾燥してしまうので、痒みや赤みが強いのであれば、ステロイド剤を一日1〜2回ぬり、その間をつなぐ保湿は必ずしてください。

ステロイド剤を塗ることで炎症を抑えられますが、それだけに頼っていても足りないので、皮膚が乾かないように塗りましょう。

スプレー式のローションを塗ると、皮膚の表面に水滴がたくさんになるので、一見潤った感じがしますが、その水分はやがて乾燥するときに皮脂を持ち去ってしまうので、水ものを塗った場合は、塗った場合は、必ず上からフタをしてください。

また唇のバリバリした乾燥は、はがしたりせず、リップクリームやワセリンを塗り、必ず水分を摂りましょう。水分を1日2リットル位摂ると、簡単に良くなることがあります。

皮膚も脱水状態では乾燥が悪化しますから、内側からの保湿も忘れずに。

私のクリニック目白
院長 平田 雅子

私のクリニック目白 | 豊島区にある皮膚を通して全身を診る女性のためのクリニック。JR山手線目白駅から徒歩1分。皮膚科、美容皮膚科、内科・アレルギー科、PRP、フォトRF、アートメイク、エムセラ(尿漏れ治療)、高濃度ビタミンC点滴、美容注射、遅延型アレルギー検査、腸内フローラ検査、微細がん検診、心療内科・カウンセリング。女性医師がお話をよく伺って診察いたします。患者さまご本人の希望を反映しながら、自分らしく過ごせるようにライフデザインするのが「ライフデザインドクター」の務めと考えています。2003年の開業時より女性医療と美容医療を提供しております。美しい皮膚は、日々の健康から。 豊島区にある皮膚を通して全身を診る女性のためのクリニック。JR山手線目白駅から徒歩1分。皮膚科、美容皮膚科、内科・アレルギ www.watashino.jp