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それでも私は、愛されたい。


また書きたくなってしまった。
眠れない夜に、誰かが読んでくれたらそれでいい。
読まなくてもいい。

ただ誰かにぐっと刺さって、何とも言えない感情になってほしい。


1.眠れない夜は


夜、静かで暗い部屋の中、過去の事についてよく考える。

あの時ああしとけば人生変わったかなあ、とか、こういう態度だったら元カレに振られる事はなかったのかな、とか。

未来のことも考えてしまう癖がある。

これから大丈夫かな、と抽象的なことや、
何年先まで親生きてるのかな、とか。私の結婚相手は誰なんだろう、とか。子供は何人いるのかな、とか。

妄想は、膨らむばかりである。

未来はいくらでも変えられる。けど過去は変えられない。
そんな中でも読んでくれる人が少しでも興味の湧く恋愛話でもしようと思う。

この中にでてくる人はフィクションかもしれない。一応。
プライバシーを守るためにも、また面白い文章を書くためにも多少のフィクションは入る。

(どうかバレませんように)


2.失恋って


私の記憶上だが、人生で2回失恋したことがある。

1回目は、仕方ない失恋。
2回目は、完全なる不本意。

2回目の不本意なる失恋に関してお話ししよう。

まずどんな気持ちだったか


死にたかった。


突然、振られた。突然。クリスマスを控えた12月中旬に突然、振られたのだ。
それも、学校帰りに。

(彼のプライバシーを守るためにも若干内容は変えておりますが)「ごめんね、忙しくて、だから別れてほしい」

と、振られた。


私って、そんなに彼の足枷となっていたんだ
今までわがまま言いすぎたかな
この前までは普通だったのに何かしたっけな
なんで別れなきゃいけないのかな
別れないで済む方法ないのかな


頭をフル回転させて、その状況を読み込むのに必死だった。
多分、「いいよ!忙しいもんね」と笑いながら私は一言。

彼の家に行き、荷物を持ち帰る。
涙を堪えるのに必死で。

お互い「じゃあね」と言った。
「じゃあ」が訪れる日はあるのか。

帰り道。
電車に乗ってる私は1人だけ違う空間に行った感覚で
まるでマリオカートのレインボーロードのトンネルみたいな感覚だった。

走馬灯だろうか。
彼との思い出がたくさんでてきて、涙が止まらない。
公共の場で泣くなよ。
結構な視線が集まっていたと思う。でもその視線を何も思わなくなるくらい一点を見つめながら私は静かに涙を流していた。


でも、もっと泣かせる要因となったのは彼の最後の態度だった。

彼も泣いていた。私以上に。

「元気でね。ごめんね、」


泣くくらいなら、別れるなよ。



3.「時間が解決するよ」


確かにそうだが、当事者にとっては相当キツイ言葉である。
しんどい時にこの言葉を言われても全く信じられない。

ただ、この言葉は真実である。紛れもない真実。

現に彼と別れて何年か経つが、その間に彼氏はできたし
ちょっと思い出に残る恋愛、という感じにまでなっている。

でも数ヶ月は彼がいない時間が耐えられなかった。
私の人生の中に、時間の中に、ずっと彼がいた訳だから、
家に帰っても溢れんばかりの彼との思い出。

ずるいよ。

むしろ私から振るはずだったのに。

とか思ったりして。

そこだけの記憶が切り取られたらいいのにな
こんなに悲しまなくて済むのにな
今までの時間なんだったんだろうな


(いやいや
書いてて思ったんですけど、未練はないですからね。)



4.ずっと孤独に勝ちたいと思ってる



別れた後に一番感じるのは「孤独感」である。

私にとって恋人とは、もちろん恋愛するための「恋人」であり、何よりも「相談相手」で「理解者」だった。

つらい。いくらそう思っても、彼にはもう連絡できない。


その孤独に、いつになったら慣れるのだろうか。

私はいつこの悲しくて、孤独で、死にたい気持ちから、解放されるの。




私は恋人と別れたらすぐに思い出の品も捨てるし、写真も削除するし、LINEのトーク履歴も消す。

別れたその日に捨てる。

もったいねえーって思いながら。

できる限り時間をかけて苦しみたくない


持っててもまた彼が私の前に現れるわけじゃないし、復縁できる確率なんて限りなく0に近い。


あと、もう普通に話せる友達にも戻れない。

思い出したくない。
仲良くなってまた好きになってしまうのが嫌だから



もうこの失恋の傷はとっくに癒えてるし、皮肉になるがその後しっかり別の人と愛し合った。


「私を本当に手放してよかったの?」





最後に、私の恋愛において悪いところは明確である。

それは、相手の全てを知ろうとするところ。


私は愛し合いたいからこそ、自分の汚い部分も知ってほしい。でもそれを望まない人もいる。

愛しているから許せることと、愛しているから許せないこと。
聞いてから、あぁ…失敗したなあなんて思ったり。


最近の恋愛で分かったことですがね…読んでいる方、よろしければ参考にしてください。


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