仕事選びの軸について。好きなことを仕事にする派?しない派?
朝グッと!地球便という番組を見て、海外で活躍する日本人の若者を取り上げた番組を拝見しました。
どの人も夢やビジョン、その土地で必死に生きてとても輝いていました。
情熱や信念を持ち、決めた道で生きる姿はとても素敵ですね。
その一方で夢に向かったものの断念する人も多くいます。
私は美容師の友達が多いのですが、美容業界が顧客の獲得や給料がきつくて、夜の仕事をする人が多くいます。
特に大阪の梅田などの都心は顧客のリピーターがつきにくく、美容師も多いため競争率が激しいそうです。
憧れの仕事に就いたものの、なかなかうまくいかず、また夜の仕事の方が給料がいいため、そっちに流れてしまうそうです。
1月2月は就活や転職をする人が多いとも言われています。
今日は私が思う仕事選びの軸について書いてみました。
好きなことを仕事にする?意外と気づかない落とし穴
よく聞く話で、
好きなことを仕事にする
好きなことを仕事にしてはいけない
この2つは正反対の意見ですよね。
私が思うのが、
好きなことを仕事にする、しない関係なく
仕事を通じて何を得たいのか?
ここがポイントになると思っています。
例えば
スキーが好きだからスキー場で働く、
リゾート地が好きだからリゾートホテルで働く
という人がいるとします。
実際に理想の仕事に就いてみると、
好きなことができるシーズン時は繁忙期。ゆったり好きなスキーやリゾートは堪能できず、働きつづけます。
好きなことを仕事にしても、この場合だと、好きなことができる環境・状態ではなくなり、好きなことができません。
見逃してはいけない点は
好きなこともそうでないことも、その仕事を通じて何を大切にしたいのか?
仕事を通じてこれをするという軸が仕事選びで大事な気がします。
仕事を通じて何を得たいか
例えばケーキが好きでケーキ屋になりたいという人がいます。
ここでもう少し踏み込んでみて、
なぜケーキ作りが好きになったのか?と深堀します。
ケーキの美しさを見て、自分の手で創ってみたいと思ったから
親や友達の誕生日でケーキを作った時、おいしいとほめてもらったのが嬉しかったから
美味しいケーキを食べるのが好きだから
ケーキが好きでも好きになった背景があります。
ここから深掘りすると
ケーキの美しさを追求したいなら、イベントやパーティーなど美しさを追求するケーキを作る会社に就職する
美味しいとほめてもらったのが嬉しかったら、よりお客さんと接点が多い、もしくはカフェで働く
ケーキを食べるのが好きなら、食レポのライターや食べる機会が多い仕事をする。
実際に私の周りでも
写真を撮ることが好きでフォトスタジオに就職したものの、激務で病気になりました。
その後彼女は将来設計を見直し、土日祝休みの営業に転職。
今は土日祝日で七五三やマタニティフォトなどの写真の依頼を受けて余裕を持った状態で好きなことをしています。
どちらの仕事もプロとして真剣に仕事をして輝いています。
やりたいこと(行動)ではなく、
やって得られること(体験や結果)を見て、どんな仕事をやるから就活や転職活動をしたらいいかなと思いました。
おわりに
これから就活で忙しくなる時期。
求人を見るとこれもいい、あれもいいと思うかもしれません。
自分の中で絶対に譲れないことと、やりたいことではなくこの仕事をしたら何が得られるかでみていけたらと思います。
これから仕事に就く人の参考になれば幸いです。
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