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よその子を無料で預かるのは出来ない

高学年の小学生のお子さんがいる、会社の先輩ママMさんの話を聞いて感じたこと。

Mさんのお子さんが保育園児の時、同じ保育園に通うご近所のママTさんがいた。Tさんは第二子妊娠中で体調不良の時は、MさんがTさんの子どもを保育園へ迎えに行き、預かって夕飯まで食べさせた話を聞いて、驚いた。

Mさんには子ども2人がいるので、Tさんの子どもを合わせると、子ども合計3人!!!

Mさんは、ご主人がブラック企業に勤めていて、ワンオペ育児。仕事後のくたくたの身で、大人1人に子ども3人って、私には無理だと思った。

しかも無償でやってたと聞いて、どんだけいい人なの。そして、事情があるにせよ、無料で依頼するご近所さんもなかなか図々しい。Tさんの旦那さんは何もしないのは何故?父親として役立たずに感じた。育児をプロでない近所の人に押し付けて当然と感じる父親、母親。育てられないなら、産まないか、行政や親戚を頼ればいいのにと、短絡的な私は考えてしまう。

この話は、コロナ前に聞いた。無料でよその子を預かるなんて私には出来ない。コロナになり、さらに、よその子を預かることも、他人に預けることも出来ない。

自分の子を見ながら、よその子を預かるって、心と体力に余裕がないと出来ない。多少の優劣が発生する。対価がなしで、分け隔てなくなんてあるのかしら。

子どもが乳幼児なら、安全確保が難しい。万が一のとき、自分の子どもを優先してしまう。

なによりも、責任問題が発生したとき、後悔が生じる。

コロナ前なら、上記の話は、受け入れないと融通がきかないとか、情がないご近所と思われたかもしれない。

けれどコロナになり、家庭に他人を入れるのが憚れる傾向になった。コロナ感染の予防のため…と前置きするだけで、煩わしいことを遠ざけられるようになった。不謹慎だけど、好都合。

何度も言うが、よその子なんか預かりたくないのである。子どもは、みな可愛いなんて思ったことない。かわいい子はかわいいし、かわいくない子には、ときめかない。食事を粗末にする子どもも嫌だし、鼻垂れの子も嫌だ。

だから…保育士さんには、常に感謝しかない。


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