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車の運転が怖い理由

周りの反応

私は車の運転が怖いです🙅‍♀️
運転を避け続け、
今年ついに自分の車を手放しました👋

運転が怖くなった理由を人に話すと、
ある人は「ふーん」と
あまり分かってなさそうな反応をし、
ある人は「それは怖いね。よく頑張ったね。」と
私の恐怖心に共感し労ってくれます。

ここまで人によって反応が変わる辺り
なかなか想像し難いことなんだろうなと思います。

でも、私にとっては
思い出すだけでも怖い出来事なのです…。
そんなわけで、今回は
車の運転が怖くなった理由を
吐き出させていただければと思います🙇‍♀️

自律神経失調症の方には、いろんな症状で
悩んでいる方がいらっしゃいますが、
中にはこんな人もいるんだなー、と
知っていただけると嬉しいです☺️

車を運転していたら具合が悪くなった

私は元々、低血圧でした。
車を購入後から、長距離運転をする際には
意識が朦朧とする、息苦しい、
などの症状が出ることがありました。
そのときは
「血圧が下がってるのかなー」くらいに思い
少し休憩すれば回復していました。

しかし、自律神経失調症の症状が悪化した頃、
症状が出る頻度が
数十分、十分、数分…と徐々に多くなりました。
勿論、それは出勤、退勤にも影響しました。
特に退勤時は疲労からか症状もでやすく、
自力で帰れない日も出てきました。

症状が出るときは、徐々に悪化していきますが、
車を停めて休憩できる場所までは
運転しなければなりません。

意識が朦朧とする中、意識が飛ばないよう
手に爪をさしてみたり、舌を噛んでみたり…
とにかく刺激を与えました。
勿論頭がボーッとしてくるので、
事故を起こさないよう車間距離を十分にとります。
スピードもあまり出しません。
「車にぶつからないようにする」
「周りの人に迷惑かけたくない」
そのときの私にはそれしか頭にありません。
のろのろ走ると、私の後ろで車がつまり始めるので
更に焦ってより息苦しくなりました。

一番困るのは、身体に力が入らなくなることです。
身体に力が入らなければ、刺激を与えられず、
意識が飛びそうになります。
それ以前に、足に力が入らなくなると
ブレーキが踏みにくくなります。
赤信号のときには全力でブレーキを踏みました。

退勤時なので、その状況で1人で運転するのです。
毎日毎日、怖かったです。
でも、運転しないと帰れないのです。
かれこれ2、3ヵ月はそんな状態が
続いたような気がします。
幸いにも、事故は起こしませんでした。
本当に奇跡だと思っています。
いつ事故が起きてもおかしくない状況だったと
思っています。

車の運転が怖くなった

運転のことを含め体調について上司へ相談したら
偉い人から「今日から休むように」
という指示がでてそのまま早退しました。
今思うと、そりゃそうだよな、という感じです(笑)

休みはじめると、これまでの疲れが
どっと出たように、朝から晩まで
体調が悪く、横になっていました。

横になっていてもやることがないので
これまでのことを考えていました。
すると…

「冷静に考えると私、やばくなかった?
ブレーキに力入らなかったし、
ただでさえ夕方なのに視野狭まってたし、
なんならサイドミラー、バックミラー
見てる余裕無かったし
自分の身体以外に意識向いてなかったし、
事故起こしててもおかしくなかったよな…」

考えれば考えるほど血の気が引きました
ただでさえ血の巡りが悪いのに(笑)
思い出すほど運転が怖くなりました。
調子の悪い日は、運転席に乗った瞬間から
具合が悪くなる日もあるほどでした。
「出勤するならまた毎日
あんな怖い思いをしなきゃいけないの…?」
と運転に対する恐怖心は日々もち続けていました。

練習もしたけどやっぱり怖かった

そんな私を見たパートナーが
運転の練習に付き合ってくれることになりました。
パートナーが助手席に座り、
私が運転席に座って運転をしました。
そして何kmくらいまで走れるか挑戦しました。

成功体験を積めたら自信になり、
きっと運転への恐怖心が和らぐと思います。
しかし、何度練習しても具合が悪くなりました。
結局、最高で2kmとかだったと思います。
2kmではまだまだ職場から遠いです。
そして出勤できても体調が悪いのです。
これからどうすればいいのか…
と途方に暮れていました。

パートナーはパートナーで、
体調が悪くなったときの私の運転に
かなり恐怖を感じたそうです。
自分では気づきませんでしたが、
なかなかの蛇行運転をしていたようです。

それを聞くと「やっぱり私は
具合が悪いときに運転するのは危ないんだ」
と改めて感じました。

医師の判断

ここまでは私視点でのお話。
病院は検査やら紹介やらで
転院を繰り返していましたが、
「運転はどうしたらいいですか?」
ということは毎回きいていました。

すると、「お話を聞く限りは危険なので、
できる限り控えた方がいいと思います」
とおっしゃる先生もいれば
「生活もあると思うので、そこの判断は
患者さんにお任せしています」
とおっしゃる先生もいらっしゃいました。

さいごに

結局、私は1人で乗って
誰かに迷惑をかけることが怖いので
運転しなくなりました。

車無しでどうやって生活しているかというと、
通院や買い物はパートナーに運転してもらい
連れていってもらっています。
欲しいものがあったら大体ネットで買います。
パートナーの都合が悪い日は
タクシーで目的地まで出掛けます。
(バスが平気な人はバスの方が安いです)

某カフェや某ドーナツ屋さん等の
期間限定商品は食べたくて仕方ありませんが
自力で行けないので我慢しています…😢


あの状況で事故を起こさなかったのは
本当に本当に奇跡的だったと思っています。
もし同じような境遇の方がいらっしゃいましたら、
生活が大変になることは承知の上ですが、
運転を控える方法をご検討いただきたいです…

時々、街中でフラフラ運転している方を見ると
「私みたいに具合が悪いのかな…」
と心配になります😢

生きることに意味があるのだから!
命大事に!!

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