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心理学と法律のクロスロード 社労士に心理学がmustな理由②

ケアするのはストレス?実は○○○○

社労士は中小企業にコミットすることが多々。さて、その中小企業です。

会社は人の集合体です。人には感情があります。労働問題は感情問題です。会社と関わればメンタルの問題は絶対に切っても切れないのです。

では社労士がメンタル事案を扱う時に、何をケアすればよいのでしょうか?

24時間戦っていた時代は終わりました。私はもともと新聞記者ですので、本当に24時間365日戦っていたのです。そしてその時に大流行だったのが「ストレスを発散する」とか「ストレスを解消する」とか「いかにストレスを回避するか」。そんな話題だったと思います

しかし私が新聞社にいた15、6年前でさえ“癒し"という言葉が記事と見出しに並ぶようになりました。でも、大事なところを文章のプロ集団が忘れていたのです。“何を”癒しているのでしょうか?ストレスは癒すものではありません。

癒すのは「トラウマ」=「心の傷」です。

企業で心の問題を扱うときも、このトラウマをケアしていく必要があります。

社労士がメンタル事案を扱う時は、今何を扱ってるのか、ケアしているのか?というところを定めないと、解決の手段がなかなか提案できなくなってしまいます。

次回からは、
なぜ、日本で働くことでトラウマが生まれてしまったのか?そしてそのトラウマを扱うために何を勉強したらいいのかをご紹介していきます。

続く(5回の②)




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