駒が、君が、見せる未来 心理職の明日のために ② 藤井聡太竜王・名人8冠達成に寄せて
ビジネス編: <眼は遥かか、四肢は地か>
「実感がない 」。
8つのタイトルを独占するという偉業を成し遂げても 藤井 竜王 ・名人が 日々の歩調を 変えることはなかった。
「将棋の未来 を拓く」という目的。
人生の遥かに錨を刺している人は、また、その四肢も地に刺している。
だから目指す道がある人は、全く ブレがない 。そして目的のための手段は ありとあらゆるもの を試す。
藤井竜王 ・名人が 将棋のために「 まだ反省するところがある」と深い 振り返りを繰り返しているようにだ。
ビジネスでも全く同じことが言える。
最初に「この社会課題を解決してやろう」と 目的を掲げる。
それはとてもエキサイティング だ。勢い、不安、そしてビジネスをスタートしてから数年で訪れる ”死の谷” 。
しかし ビジネスが流れに乗り 、売り上げや儲けが 出て、 本当に良かったと思えば 、あっという間に 陳腐なサービスや製品になってしまう 。そして それは結局世の中から忘れ去られてしまう。
(下図参照)
しかしどの商品でもサービスでも同じ変遷をたどるのだ。
その動きに一喜一憂しては 結局は 自分は何で ビジネスを始めたのか まるでわからなくなってしまう 。
手段はいくらでもあるんだ。まだ、まだ 、まだ、まだ、いけるはずだ 。
その目的のために。
その歩みは、絶対に止めない。
藤井 竜王・ 名人の眼は遥かだ。
(3回の2回)
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