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法律士業、人事のための相談応対シリーズ2弾 「法律士業、人事が相談業務にあたるときのちょっとした心構え」・上

ちょっとした心構え編、3回の一回目、上です

<上>他人はまずまず変わらない

「退職させようと思うな、思えば負けよ」

非常にお世話になっている弁護士先生(使用者側)
がおっしゃったことです(何かの歌詞に似ていますが・笑)

実はこれはなかなか深い言葉で、相談される側が、相談している人を変えてやろうと力めば力むほど相手は変わりません。

<理由>
①労働相談は基本的に大人がするもの。他人からの指導、教育で変わるならとっくに変わっている
②無理に変えようとする姿勢は会社では上司と部下のような関係になってしまう。相談関係は特殊で相談される側は相手者を指導する立場ではない

〈対策〉
①こちらが相手を変えるのではない。変わるのはあくまでも相談者が自主的に、ということを忘れない
②相談される側は相談者の思考の交通整理程度のポジションだと心得ておく

(続く)

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