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ヨガとピラティスの違い

ヨガとピラティス、いずれもフィットネススタジオのメニューとしてもよく取り入れられていますが、この2つの違いはあまりはっきりと知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、似ているようで異なるヨガとピラティスの違いについてお伝えしていきたいと思います!

動画でサクッと見たい方はぜひこちらもチェックしてください💡


ヨガとピラティスのそれぞれの目的

ヨガとピラティスはどちらも健康のためや、美容のためなどに実践されることが多いのではと思いますが、まずはそれぞれの目的を確認してみましょう!

《ヨガの目的》

心の動きを止める
心を落ち着かせ、ストレスを軽減させる
悟り(三昧)

ヨガの歴史は古く、紀元前のインダス文明の頃と言われていますが、現代に続くヨガの根本的な経典で最も有名なものの1つに「ヨーガスートラ」というものがあります。

そこに記載している言葉の中では、「ヨガとは心の動きを滅するものである」とされています。

現代のヨガでは、アクロバティックで難しそうなポーズをとったり、動き続けて汗をたくさんかくようなイメージもあると思いますが、本来のヨガの最終的な目標は心に対して働きかけ、その動きを止めるということです。

私たちは普段様々なことを考え、悩み、心を動かしながら生活していますが、ヨガをすることでそういったものから解放されて、楽に過ごせるようになります。

そのためにはヨガの練習方法も非常に重要で、最終的には快適に座って瞑想をする必要があります。

その段階に進む途中のステップとして、ヨガのポーズの練習が必要であり、ヨガのポーズを練習した結果、長時間同じ姿勢で座っていても動じない体を作ることができるため、瞑想の練習に進んでいけるということになります。

そのため、ヨガではポーズの練習だけでなく、その先の呼吸法や瞑想法もバランス良く練習をすることが重要です!


《ピラティスの目的》

次にピラティスの目的についてです。

ピラティスの方がヨガよりも歴史は浅いですが、そうはいっても第一次世界大戦の頃に遡りますので、約100年前になります。

ドイツ人のジョセフピラティスが考案したピラティスですが、最終的な目的は「効率的な動き」を獲得することです。

ピラティス氏はそのための方法を「コントロロジー」と呼び、多くの方に運動指導を行なった方で、その指導体系を弟子達が「ピラティス」として現代まで残してきています。

「効率的な動き」とはすなわち、身体を思い通りに自由に動かせ、かつ非常に省エネルギーで運動することですので、その結果として、リハビリテーションの分野やスポーツのパフォーマンスアップといった様々な場面で応用されています。

ちなみに、私たちの動きの中で最も効率的なものは二足直立歩行ですから、ピラティスの実践を通じて姿勢や歩き方も変えることができます。

ピラティスはマットの上のみで行うものから、様々な道具を使ったものまで様々ありますが、オススメなのはフォームローラーを使用したピラティスである、「ファンクショナルローラーピラティス」です!

フォームローラーを使用することで、マットの手軽さと道具を使ったことによる適度な補助と抵抗、正確さを両立することができます。

すなわち、マットとピラティスの良いとこ取りになります。

ぜひお試し下さい😆

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