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ブログ書かないと歩合つかない

Twitterの「紫のダイヤマーク」で、ツイートについて反論されているリプライが通知されました。

このようなツイートに対して反論ツイートが数件ありました。

個人批判のクソリプは別として、確かに議論するべきものだと感じました。

ツイートの主は、美容室経営者でコンサル?もされている方のようでした。ボクはフォローしていないので、どのような方なのかは分かりませんでした。

【結論から】

ブログを書かないから歩合がつかない。

条件反射で否定するのは間違いだと感じる。

書かないから「罰金」としての歩合をつけないならアウト。

逆に「業務の一つとして」とあるので、雇用契約や委託契約の中で決められた「業務」を行わないから完全な形で報酬・給料がつかられないのは、経営判断だと思う。

補足するとブログを書かない、タイムカード忘れなどの「罰金」は法律上「アウト」である。

【ただ、議論の余地はあるよね】

今回のツイートから議論をしなければならないことが、いくつかあると感じます。

1、ブログを書かないから「歩合」がつかない

「業務を達成しなければ報酬なり、給料はあげなくていいのか」

2、ホットペッパー含め、広告やSNSの運用ルール

3、モチベーションに頼らないサロン運用

この辺が議論することが含まれていると感じます。

個人批判のクソリプはどうしようもないので無視しますが、条件反射で否定するのもどうかと感じます。

【罰金としての位置付けではアウト】

歩合をつけないだけだと「ブラック企業」とか「搾取」だとか批判や否定が殺到するのも理解できます。

しかし、実際「罰金」としての位置付けではなく、それが業務の一つとして就業規則なりに明記されている場合は、業務(仕事)としての位置付けになるのではないでしょうか。

つまり、「みんな書いてねー」という曖昧なものではなく「書くことが業務として含まれる」ということです。

その内容を達成できなければ、完全な形での報酬・または給料として支払うことができないことも考えられます。

業務委託契約の場合、請負契約と委任契約・準委任契約があります。

請負契約は、請け負った側の仕事の完成(成果物の納品)を目的としています。

つまり、契約内容に「ブログのアップ」がマストであれば、成果物の未完成となるのではないでしょうか。

そのような状態で、入客し売り上げた報酬は、完全ではないので歩合は下げられてしまうこともあるのではないでしょうか。

報酬請求権が無いような話を聞いたことがあります。

(法律の専門家さん、ご教示ください)

業務委託サロンは、指揮命令が無いので契約を結ぶときに、細かくお互いの決まり事を設定するのがいいのかもしれません。

仮に命令したければ雇用関係を結ぶしかないと思います。

ちなみに正社員の皆さん。ブログを描くことを会社やサロンで決まっているのだったら「文句を言わず書け!」です。

あなたたちの「仕事」です。何を甘えているんだオマエタチハ!!

と伝えておきます。

会社が資金を出してリスクを背負って商売をしているのだから、あなたたちはリスクがないのだから、業務時間内に時間を作ってやりなさい!と言うことです。

雇用側は「営業時間外」にやらせる場合は「時間外手当(残業代)」などを付けることを忘れずに。

また、条件反射で否定する前に「きちんと議論するべき余白がある」ということも感じ取れます。

【ホットペッパー含め、広告やSNSの運用ルール】

ホットペッパーのブログという、クローズドのブログを書いても、大きな積み上げになるかというと、あまり感じません。

ブログを書いたからエリアで一人勝ちというデータを代理店からも聞いたことがありません。データが明確だという部分も見たことがありません。

言うなれば村社会の通貨みたいなもので、ホットペッパービューティ内でしか積み上がっていきません。

それならば、個人ブログやSNSを運用した方がマシ!という美容師の考えも理解できます。

しかし、そのようなSNSで本当に集客できている人はどれくらいいるのでしょうか??

かなり怪しいですよね。

それならば、クローズドですがホットペッパー内での発見を上げるために努力することも理解できます。

ホットペッパーの方が集客の結果があるなら。

本質的には「サービス提供者」を目指してお客様が来店するので、個人に紐づいたSNSを運用するのが正しいと思いますが、サロンにとってもそこまで「バズらない」SNSよりも、より確実なホットペッパーの運用にチカラを入れたいのもうなづけます。

【モチベーションに頼らないサロン運用】

ここの考えにはとても共感です。

全くアテにならない「人のモチベーション」。

やります!と威勢よく発言しても3日もてば良い方。

こんなの日用的なあるあるですよね。

それならば「ルール」で運用することが合理的で確実です。

無責任な感情の出し引きに、リーダーは流されてはいけないと思います。

だからこその「ルール」では無いでしょうか。

そのルールが「罰金」のような違法は良くないですが、業務の一つとして感情抜きの「ルール」で運用されるのが最適だと感じます。

感情でまとめようとするので「やらない」「続かない」「成果にムラが出る」ようなことが出てきます。

ルールで運用することにしているサロン運営は共感します。

【まとめると】

条件反射で「ブラックだ」とか「あり得ない」とか言うだけの人はいます。

しかし、もう少し考えてから発言する方がいいと感じます。

もしかしたら「契約内容」にブログのアップが明記されていて、それを達成できないと不完全な形の成果物としての契約内容なのかもしれません。

また、正社員の人たちはそれは業務(仕事)なので、営業時間中にやらなければなりません。ブログを書かないと「自分達が損をする」ではなく、「やらなくてはいけない仕事」なので、論点をすり替えないように。

ブログを書かないと歩合つかない。これを罰金のような運用だったらまずいでしょうが、成果物としての契約などの内容だったら確実に運用されるものになるでしょう。

今回は「ブログを書かないと歩合がつかない」というツイートから。

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