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【モチベーション×提供するもの②】提供するものは「モチベーション」(位置づけ)で変わる!

前回からつづく「モチベーション×提供するもの」のブログの第二弾です。

前回は「提供するもので結果が変わる」

このような内容でした。

スタバを「コーヒー屋さん」として認識すると、仕入れと販売額との「差」を生む商売にしか判断できません。

しかし、スタバが提供する「付加価値」に気が付くことでそれ以上の価値を提供することができます。

美容師の仕事も「何を提供するか」で大きく結果が変わります。

【結論から】

モチベーション×提供するもの

提供するものは「モチベーション」の影響を大きく受ける。

【前提として】

このモチベーションは「仕事の位置付け」によるもので、個人にとって仕事をどのように考えているかを指しています。

つまりこのブログでは、モチベーションを「仕事の位置付け」や「仕事への意味合い」という言葉の意味として扱っています。

そこをなんとなく頭に入れて読んでいただけるとわかりやすいです。


【モチベーションの話はこちら】

モチベーションを語る上で、有名な話をもとに進めます。

それは、イソップ物語の「3人の煉瓦職人」の話しです。

そこからこのような教訓を学べ!なんて高尚なブログではありません。

提供する価値はモチベーションによって大きく変わる。このことを伝える内容です。

【3人のレンガ職人】

旅人がとある街にたどり着いた時の話し。

辛そうにレンガを積んでいる職人に出会います。

「何をしているのですか?」

『見ればわかるだろっ。レンガを積んでいるんだよ』

「大変ですね」

『なんで毎日こんなことをしなければならないんだよ』

このようにその職人は話していました。


旅人がさらに進むと、一生懸命にレンガを積んでいる職人と出会います。

「何をしているのですか?」

『大きな壁を作っているんだよ』

「大変ですね」

『なんてことないよ。この仕事で家族を養っているんだ。大変でもやるしかないよ』


旅人はさらに進みむと、イキイキとレンガを積む職人に出会います。

「何をしているのですか?」

『オレ達は、歴史に残る偉大な大聖堂を作っているんだ』

「大変ですね」

『とんでもない、ここで人々が祝福され、悲しみを払うんだ。素晴らしいことをしているんだよ』

ちょっとはしょりましたが、このような物語です。

【モチベーションからみる提供するもの】

この物語の教訓は、ネットで調べてほしいのですが、ボクが今回伝えていのは「モチベーション×提供するもの」です。

そうですもう見えてきましたよね。

自分自身の仕事の位置付けが違うだけで、提供するものが変わります。

明確な目的意識があると、提供するものが変わってきます。

このレンガ職人が「同じ教会を作っている」と仮定したら、目的意識を持っている人が提供するものの「付加価値が高い」と考えられます。

付加価値が高ければ、お客様からの対価も高くなり、代替不可能なものになります。

モチベーションをやる気としての言葉でもいのですが、今回は「どの水準で仕事をとらえているか」です。

自分にとって仕事は「労働」なのか「お金」なのか「付加価値」なのか。

ここの位置付けの違いで、最終的に受け取るお客様への提供するものが変わってくると思いませんか。

【スタバの例だと】

スタバはコーヒー屋さんです。


働く人が、コーヒーを販売する仕事として考えていたら、長時間滞在しやすい椅子や空間の提供はないと思います。

お金のために働くことは大事ですが、それならもっと安く、回転を早めて「たくさん売ればいい」わけです。

そこを他よりも「高い金額」で提供していることは「コーヒーを売るだけ」では説明がつきません。コーヒーの価値に空間の提供、そこでお過ごしいただくお客様への贅沢な時間の提供、そこで仕事をするへの「場所」の提供が付加価値として含まれています。

【同じ仕事でも】

美容師の仕事は「髪の毛を切る」ことです。

それは美容室で働く人は、みんな同じです。

仕事の位置付けを「髪の毛を切る人」=作業としてしまうと、あまりにも競合が多すぎます。なぜなら、みんなできるからです。

そうなると不毛な薄利多売の争いに発展します。値引き合戦です。

今の美容業界ですね。

仕事の位置付けを「髪の毛を切ること」から「付加価値」への転換をすることで、薄利多売の逆の「厚利小売」に発展します。

【まとめると】

「モチベーション×提供するもの」を2回に分けて書いてみました。

提供するものはモチベーション(仕事の位置付け)に大きく関わる。

モチベーションは「付加価値」に発展する。

「付加価値」に気が付くことができれば、競合にも後発のプレイヤーにも脅かされない。それは「圧倒的な価値」だからです。


仕事の本質の話しですね。


 みんなの日常のヒントになれば。


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実績 : サロンコンサル、美容師向け勤怠管理のアプリ、訪問美容立ち上げ、サロン立ち上げ


資格 : MG戦略マネジメントゲーム インストラクター他


経歴 : 店長→スーパーバイザー→取締役→フリーランス 






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