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若手の頃に『一流になれ!』のような指導を受けていた記憶があります。

一流になることが素晴らしいことなのかは別として、やるからには人を喜ばせたいし、自分も成長したいと思っています。

また、二流よりかは、まぁ一流のほうがいいよね。

そこに共感していただける方は一定数いるのではないでしょうか。

ただ、一流になれ!

のような煽りは、全く興味がありません。

価値観は人それぞれなので、人それぞれの成功があっていいわけですよね。
給料が高いのが一流なのか、有名になることが一流なのかは、わかりませんが、自分自身を誇り、豊かに毎日を過ごすことが一流であってもいいと感じています。。


しかし、美容師の前提として『人に喜ばれる』、『美容技術を通じてお客さまの満足を引き出す』ことができてからのことですよね。
お客さまの満足も引き出せないのに、自分の豊かさだけを軸にするのはただの『我』であり、価値観の話し以前の問題です。

それを二流と呼ぶのでしょう。


一流という位置づけは、やはりお客さまの満足を引き出し、美容師自身が仕事に誇りややりがいを感じることですね。


今回は一流になりきれない二流の特徴。






【結論から】

一流になりきれない多くの人は…

1、アドバイスを素直に受け入れない人。
2、質を最初から求める人。
3、スピード感がない人。

このような共通点を感じます。
これは仕事の成長に大きな差を生むので、特に注意しておかなくてはいけませんね。

ちょっとでも該当するなら、すぐに変えたほうがいい内容。


【アドバイスを素直に受け入れない人】

これは前にも書きましたが、かなりの人が該当するのではないしでしょうか。自分自身にも強く意識させていることです。

このアドバイスを素直に受け入れないは、意識しないとみんながやりがちなことです。

自分自身の仕事をすすめていく中で、なんか前にすすめられない。結果が思うように出ないことがありますよね。

そのような状況で、そこを通り過ぎた先輩や、経験や知見の多い人にアドバイスをおねがいします。

ここまではフツーのことですが、大事なのは『そっくりそのままやってみる』ことがとても大事になります。

やりがちなのが、アドバイスを自分自身がやりやすいかたちにアレンジしてしまう。受け入れやすい状態にしてから、取り入れる。

これをやる人がとても多い。
これをするから結果が出ない。一流になれないわけですね。

なぜなら、自分のやり方では結果が出ない。だからアドバイスを求めた。それなのに、そのままアドバイスをまた自分のやり方にしてしまう。
自分自身の考え方では結果が出ないのに、自分自身の考え方を入れてしまう。

これが本当に多い。最近は、このような人にはアドバイスをしません。時間がかかっても、結果が出なくてもいいんです。

アドバイスをアレンジするなら、アドバイスなんか必要ないですからね。

アドバイスをそのまま受け入れることは、強く意識していないと、できません。どうしても、自分主観の捉え方になってしまうからです。


【質を最初から求める人】

これも多いですよね。

何事もスピードが第一優先です。
質を求めて時間をかける人はまさしく二流ですよね。

技術の練習の時。例えばワインディング。

ゆっくりきれいに巻こうとする人は、限られた練習時間の中で、いちばん巻きやすいセンターばかりの練習になります。

量質の理論を理解していれば、下手くそでも全頭を巻く。
限られた時間の中で、とにかく全頭を繰り返し巻く。

質を最初から求める人は、いちばん難易度の低いセンターしか巻かないので、ワインディングの習熟度は時間の割には上がらず、上達が遅い。しかも難易度の高いバックサイドなどを練習できていないので、クォリティも低いです。


対して、下手くそでも全頭巻くのを繰り返した人は、限られた時間の中でも多くの回数を巻き、難易度の高いバックサイドの練習もできているので、全体の構成も上手になり、いつの間にかスピードとクォリティを手に入れています。


つまり同じ時間練習していても、最初にスピードを手に入れれば、あとからクォリティも手に入れることができる。

これが一流の考え方であり、やり方ですよね。

よく言えば、誰よりも早いスピードを手に入れて、そのままクォリティを手に入れれば、早くて上手い人になれる。
ライバル達よりも確実に勝率が上がるわけです。


量と質の話ですが、クォリティ(質)を上げるなら量をこなすことが絶対です。
なぜなら、大量に行動することで、たくさんの気づきや改善ができます。格段にクォリティをあげることができるわけです。

いきなりクォリティをあげようとするのはボクのような凡人には不可能です。
しかし、大量に行動することは凡人でも、優秀な人でもできる唯一の方法です。


【スピード感のない人】

ここでのスピード感は、何事も動き出しが遅い人。判断が遅人。先程のスピードとはちょっと違ったスピードの話。

上司から指示をもらった時の初動の早さ。
セミナーや勉強会で学んだことを実行するスピードの早さ。

何かを始めるときに即レスできる人はやはり優秀な人が多い。

迷っている時期=何もしていない時

このように理解することが大事ですね。
その間にライバルは、トライ&エラーを繰り返しさらにクォリティの高い仕事をしています。

どうしても競争に勝つことはできず、大きなチャンスをつかめむことができないですよね。すぐに着手することができるだけで、大きな差を生みます。


また、完璧を目指すばかりに提出期限いっぱいで提出してくる人。これも大切なチャンスを逃し、二流で落ちついてしまいます。

出来上がりを提出期限より早く出して、修正や赤入れを手直しして、また提出する。
この何ターンかを繰り返すことで、クォリティが高まりより良い結果を手にすることができます。

先程の、ワインディングに似ていますね。

スピード感のある仕事をすることで、手数が増えてクォリティが高まる。その間のプロセスも学ぶことができるので、圧倒的に成長の差が出ます。


いつも結果を出すアイツと何が違うのか。

単純にスピードの差はあると感じます。



【まとめると】

二流には二流のパターンがあると感じます。

それは能力の差ではなく、考え方の差が大きいです。

上手くいかないからアドバイスをもらう。

それなのに、自分の考え方で受け入れてしまう。
当然、結果は出ず繰り返す。


技術が上手くなりたいから、丁寧にゆっくりやる人。

ゆっくりやる=上手
ではないことは頭ではわかっているはずです。行動してみると裏腹なことをしてしまいますね。

迷っているとき=何もしていないとき

とにかくはじめてから微調整、修正することです。スタートしなければ微調整や修正すらできません。


期限いっぱいの仕事をする人。

貴重な時間を有効に使えていません。手数(量)をこなすことで結果(クォリティ)を手にいれることができるわけです。


これらは考え方次第で簡単に変えることができますね。能力や才能、習熟度には全く関係ないことです。


優秀な人ほどこれらをフツーにこなし、トライ&エラーを繰り返し、着々と成長と結果を手にしていきます。

こうして一流が作られるわけですね。

能力や才能ではなく、こうしたところから一流と二流に分かれていくのですね。


今回は二流の人の特徴の話し。



みんなの日常のヒントになれば。



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池田わたる


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