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出店は「手段」だからね

サロンを出店する後輩がいます。


とても親近感のある後輩です。


成功していくことは、確信していますがお節介としてブログにします。

【結論から】

サロンの出店は、圧倒的に「手段」である。

目的にした途端、延々と続く「仕事」に潰されます。

ましてや初期は「自分もプレイヤー」であるわけです。

ポイントは「プレイヤー」をいつ、どのように卒業するかで成長が変わる。


目的から逆算をすることがポイントである。

【多くのオーナーと話して感じる】

美容室オーナーと多く意見交換して感じたこと。


共通してスケールしていないオーナーは「出店が目的」だった人達です。


全くイケてないと感じます。


勢いがなく、惚れるような雰囲気もありません。


日々の仕事に追われていて、人を惹きつける魅力の余裕も感じません。


そんな姿を見て、従業員は「このサロンを大きくしたい」「たくさんの人たちにサロンを知ってもらいたい」なんて感じるのでしょうか。

全く感じませんよね。

そこは、オーナーの考えや位置付けがそもそも間違っているのではないか。

このように仮説を立てています。


【出店は手段だぞ】

サロンの出店、独立を「目的(ゴール)」に設定してしまうと、その先を見つけることができず、勢いを失っているように見えます。

自分がサロンを通じて何を達成したいのか。ここの設定がない分、日々ある仕事をこなすだけになっています。

サロンをオープンさせる準備はめちゃくちゃ大変です。

物件取得、求人、ホットペッパーの掲載準備、金策、保健所関係…

オープン間際になればなるほど、かなり忙しくなります。

ましてや一人で初経験だと、訳がわからず忙殺されますよね。

そうなると当初の夢(目的)がオープンするに変換されてしまいます。


ここから悪循環の「手段」が「目的」になってしまいます。


あくまでも出店は「手段」であり、どのような未来を描くのか、出店を通じてどのような「未来」を達成するのか。

その逆算を「施策」として実行するのがオーナーの仕事であり、その積み重ねが出店の成功を裏付けます。


【さっさとスタッフに委譲する】


スタッフとオーナーの決定的な違い。

しれは「決断」することです。

端的に言うと、いち早くオーナーはオーナーにしかできない仕事に切り替えてサロンを繁盛させます。

スタッフと同じような「プレイヤー」として肩を並べてはスケールしません。


2号店を出すとかの話ではなく、経営を軌道に乗せることや、スタッフ還元の条件をよくする。


このようなことができるようになりますよね。

つまり「いつまでもプレイヤーとしての考えから、経営者としての自覚」が大事ですよね。経営者がやることは「金を生む」ことです。

業務委託の場合は、人件費率が低い分指揮命令がないので、自分の時間を使うことで変換できていると感じます。


【まとめると】

手段である出店が、いつの間にか目的に替えわっている人と話す機会が多いです。

意外だな。と感じているのですが、実際に多いですよね。

美容室の多くが潰れていることに、無理矢理でもつなげたくなります。

出店は自分の達成したい未来を実現するためのもの。


その未来から逆算し、必要な行動を決断し、実現することが経営者の仕事。

出店の忙しさから手段が目的に変換されないように、何を実現したくてそのような大きなリスクを背負って出店するのか。

常に言い聞かして、輪郭を1ミリでもズレずに描けるように。

 みんなの日常のヒントになれば。


#美容師をちょっと良くするブログ




小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄


高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈


夢を叶えたからこそ美容師を良くしたい❗


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