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noshの利用停止導線を考察してみた

はじめまして、ジュニアデザイナーのワタルと申します。

さて、今回はnoshの利用停止導線について考察してみたいのですが、
その前に。みなさんはnoshご存知ですか?

月額制でヘルシーな料理が家に届いて、レンチンですぐ食べれるフードデリバリーサービスですね。

一時期僕はここを使っていて諸事情で利用停止をした際に、スクショを撮っていたので、今回はそのスクショをもとにnoshの利用停止導線を考察してみようと思います。

1.ポイント訴求による利用停止抑止施策

サブスクサービスでよくある施策かと思いますが、利用停止しようとした人に、ポイントを付与して利用停止を辞めさせる施策ですね。
すいませんこの前のスクショを撮るのを忘れたんですが、おそらく利用停止ボタンを押したらこんな感じでポップアップが出てきたと思います。

nosh利用停止画面(popup)

イイ!と思った点

「クーポンを受け取らず停止する」という文言にすることで、損失回避の心理効果が働くわけですね。
人は得するより損することを避けたがる、損失回避の法則ですね。
利用停止のUXライティングをこのようにすることで利用停止する人が少なくなる、イイ!ライティングだと思いました。

改善余地があると思った点

「クーポンをGETしてプラン・食数を選択」という利用停止抑止のボタンですが、「お得な行動」を具体的に書いてあるので、そのボタンを押したらどうなるのかが分かりやすく書いてある、という視点で見たらイイ!と思ったんですが、そもそも利用停止しようとしているユーザーなので利用停止すること以外のことはあまり興味がないし、読みたくないんですよね。
かつ、ボタンの中のCTAは短くわかりやすく、が原則なので僕なら

お得なクーポンを受け取る

ワイ

とかにするかなと思います。
ここで大事なのは、「プラン・食数を選択」することではなくて、
「クーポンで通常よりお得に利用できる」ことなので。

2.利用停止最終画面

上記で「クーポンを受け取らず停止する」を押したらこんな画面になります。

nosh利用停止画面

クーポンでの利用停止抑止でも、利用停止の意思が揺るがなかった場合、そこから更に引き止めようとするとかえってユーザーのこのサービスへの印象が著しく悪くなります。
利用停止は必ずしも一生そのサービスを利用しない、というわけではないので、また機会があった時に利用再開してもらえるように、最後は気持ち送り届けあげることが大事です。
おそらく、そっちの方がLTVは高くなると思います。

というところで、今回はnoshの利用停止導線について考察してみました。
定期的にこういうnoteの記事を書いていこうと思います。

今日は土曜日!みなさん良い週末を!!!

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