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Think Ahead /久木留 毅(1)

こんにちは!
こちらは12月25日15時半です!

本日の英語

今日は”今年も残すところ数日”です。

「Only a few days left this year.」

2019年の終わりまで秒読み状態ですね。
あと数日頑張ればお正月休み。
みなさん、2019年最後のパワーを振り絞って頑張っていきましょう☺️

本日の話題

これまで読んできた本の内容をまとめるために、新しいマガジンを作成しました。

たくさん読んだ本もあるし、その都度感じたことのメモもあるのですが、アウトプットが半端な状態のため、それらが頭にぼんやりとしか入っていない状態です…。
なので、その本の内容というよりは、読んで大切だと感じだ部分を新体操と絡めながら、自分の言葉で皆さんに発信していきたいと思います。

第一回は、「Think Ahead〜トップスポーツから学ぶプロジェクト思考〜」
筆者は、専修大学教授・日本オリンピック委員会 情報戦略部門 部門長の久木留 毅(くきどめ たけし)さんです。

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オリンピックで成功を収めるために、サポートチームがどう動いているかという内容の本なのですが、ここ最近読んだ本の中で一番内容が難しくて、読み切るまでにとっても時間がかかりました…。

スポーツでは、プレーしている本人に焦点が当たるのは当然のことですが、その裏には、指導陣、情報を集める戦略チーム、コンディションを管理するメディカルチームなど、様々なサポートをする人が1つの組織として、一つの目標に向かって取り組んでいます。

その中から今日は、「人材起用」について書いていきます。

どこから起用するか

新体操が、これから大きな発展を遂げたいのであれば、優秀な人材を起用する事が、一番最初に取り組むべき改革になると思います。

筆者は、人材起用についてこのようにいっています。

自分たちの当たり前は、実は外の世界からみれば異質である事が多々ある。自分たちの異質性に気づくには、異業種からの人材を招き入れる事である。

つまり、言い換えれば新体操をした事ない人をトップに置くべきだといっています。
新体操を長年やってきた僕でさえ、今の新体操界に疑問をたくさん抱いているのに、異業種の方が経営的な視点で試合や協会の動きを視察しにきたら、どう思うのだろう…。

異業種から人材起用をすることは、プロ野球の横浜DeNaベースターズの改革でも重きを置かれた点です。

以下引用

池田氏が取り組んだ施策は多岐にわたりますが、大きな特徴がプロ野球の常識にはないマーケティングを取り入れた点。プロ野球のゲームを観戦する顧客を増やす施策といえば、「チームが勝ち続けて、野球ファンを満足させること」という発想になるのが普通です。ところが池田氏は野球にこだわらず、野球観戦というイベントをまず楽しんでもらうことをメインに考えたそうです。

多くの人の興味を集めるには、客観的な視点で新体操を見てくれる人にお願いするしかありません。
一度でも新体操に関わってしまうと、少なからず主観が入ってしまい、大きな改革ができないからです。

また、異業種から人を呼ぶと、新体操の良さが失われてしまう可能性が出てくるのではないかというデメリットが浮かびますが、そういったときこそ協会の出番です。

あらかじめ、新体操で一番大切にしなければならないポイントはどこなのかを協会が決めておくことによって、競技の品位を保つことは可能でしょう。

まとめ

いつまでも変化を恐れていては、何も変わりません。
僕だって今、勇気を出して様々な提案をしています。
大切にしなければいけないものを1つ決めたら、あとは大きく変化させてみる。
ダメなら、また冷静に考え直して修正すればいい。
その勇気が新体操には必要でしょう。

今日は、本に載っていたイギリスのことわざで終わりにしたいと思います。

”It is not what you know,It is who you know”
「何を知っているかではない、誰を知っているかだ。」

つまり、何かプロジェクトを成功させたいのであれば…。
大切なのは、どんな情報を持っているかではなく、どんな専門家を知っているかということです。
僕も、知識だけでなく人脈も広げていく努力が必要みたいですね…。
そこもまた頑張らなければ。

たくさんの人に出会うためにも、皆様シェアをよろしくお願いします!
ではまた次回!

井藤 亘(いとう わたる)

・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)

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Instagram:@wataru_cirque

20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。