決められた人生も幸せ???
江戸時代、「士農工商」という時代があった。
注)最近は諸説あり、あまり触れられないそうだ。
武家の子は武士、農家の子は農民、職人の子は職人、商いの子は商人と、生まれながらにして生きる道をほぼ決められている時代。
現代と比較すると、・・・とても窮屈そう。
武士の子なのに運動が苦手だったり、商いの子なのに計算が苦手だったら、たまったもんじゃない。
しかし最近、こうも思う。
その方が幸せではないだろうかと。
自分にはこれしか生きる道がないと思っていれば、「覚悟」が生まれる。
そしてその1つのことに努力を惜しまず突き進める。
たとえどんなに自分に合わない職でも向き合い、その職業の楽しさを自分で生み出すことができるのではないかと。
現代の日本の職業は約1万7000種類だそうだ。
世界に目を向けたら可能性は無限大。
しかし、自分の最適な職業を見つけることがはたしてできるのだろうか。
進む道が沢山あるがゆえに、立ち止まり、なかなか前へ進む「覚悟」ができない人もいるのではないのかと思えてきた。
最近は有名大学に進学することも、正解かどうかわからない時代。
生徒に今、教えなければいけないことってなんなのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?