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超ポジティブに見える人のカラクリ

どうも、わたろうです。

どうしても言っておきたいことがあります。

私は陸上自衛隊に10年間勤めていました。
んで、自己紹介で経歴をしゃべると、絶対に言われることがあります。

「えー、訓練厳しそう!」
「メンタル、超・強そう!」

と、かなり絶賛されます。


ですが、
ハッキリ言います。

んなことはありません。

めちゃくちゃ凹みます。
ネガティブにもなります。

特別な存在ではなく、
1人の人間なのですから。


どうしてそうに見えるのか?

そこででてくる答えが

「だって、黙々と仕事をこなしていくじゃん」
「弱みを見せないじゃん」

ってことらしいです。
なるほど。

確かにそう見えるかもしれません。

では、そのカラクリについて
今日は語りましょうか。



凹まない人間はいない


改めて前提を話しておきます。

凹まない人間はいません。

私も凹みます。
自衛隊時代の先輩も凹みます。

私の同期隊員は、
鼻に大きなニキビができたときにめちゃくちゃ凹み、
その日の士気がガタ落ちしていました。

そのくらい、繊細なんです。

人に怒られたって傷付きますし、
人にキツイ言葉を言ったら気にします。


同じです。
同じ人間なんです。


凹んでいないように”見える”だけで
中身はめちゃくちゃ凹んでいます。

でも、
みなさんご存知の通り、
いつまでも凹んでいてもロクなことがないわけですよ。

そこで、
僕らはいったい、なにをしているのか?



普通そうに見えるだけで、切り替えが早いだけ


カラクリを言います。

切り替えがめちゃくちゃ早いだけです。

っというより、
そうせざるを得ないからです。

凹もうが、凹まなかろうが、
任務はやってくるのです。

平常時も、緊急時も、
なにが起こるかわかりません。

なので部隊では次々と指令が下ってくるわけです。

「ハイ、これ!」「次、これ!」
「ホイ、これ!」「次、それ!」

凹んでいるうちに動き出さねばならないので、
自然に解決に向かっているんです。



カラクリの根源は「停滞しない」こと


落ち込んでいるときをイメージしてください。
おそらく、同じことをグルグル考えてしまうのでは
ないでしょうか?

「どうしてあんなことを…」
「でも、こうすればよかったかな?」
「でも、どうして…」

1→ 2 → 3 → 1

みたいに、行ったり来たりです。
つまり、停滞してしまっているのです。

「1」 が「1.1」にでもなれば、解決に向かいます。
自力ではそれがむずかしいということです。

自衛隊は単純に、次々とやることが降ってくるので、
停滞していないだけです。


必然的に解決に向かって動いてるので、
そのうち、解決するか〜。

そんなスタンスです。
内心、凹んでいることに変わりはありませんが😛



「1」を「1.1」にでもできれば、解決に向かう


んな根性論なんか役にたたねぇと思わずに
もう少し読んでください。

ブラウザバックはしないでください😇

私が言いたいのは
「悩む」ことと「考える」ことは違うということです。

「悩む」とはいわゆる停滞です。
同じ考えがグルグル巡って、進んでいない。
そんな状態。

そして「考える」とは、解決に向けて頭をはたらかせることです。
似ているようで、大きく違います。

「悩む」とは「1」のままですが、
「考える」とは「1」を少しでも進ませようとする行為。

「1.1」でも「1.01」でもいいんです。
重要なのは変化です。

変化が起きればなにかが起きます。

よく、モヤモヤしたら体を動かしたり、
人と話すのがいい、と聞きますが、
これも変化を起こす行為です。

運動すれば、気分が晴れて前向きになるかもしれません。

人に話しても、気分が晴れるかもしれません。
なんなら、助けてくれるかもしれません。

立派な変化です。


大切なのは悩んだり、凹んだりしても、
「停滞」さえしなければ解決に向かうこと。

自衛隊という組織は、「1.1」にするキッカケに過ぎないのです。

停滞しないことは、あなたにも、
自衛隊を辞めた私にもできることなんです。

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