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元自衛隊教官のマインド

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自衛隊10年で培ったマインド集😌 苦境を生きぬく考え方をシェアします。 現場の触れていいところまで、踏み込んで書きます。
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#マインド

行動も大切。でも、なぜ「マインド」はもっと重視すべきなのか

元自衛官の わたろうです。 SNSで多くの情報が 手に入るようになった分、 行動の重要性が うたわれるようになった気がします。 「稼ぎたければこれをしろ!」 「結果をだすには行動しろ!」 そんな言葉を見ない日は ありません。 同時に、 新しいノウハウも次々と 出てきています。 そして、 そんなノウハウが私たちを 苦しめることもあります。 「あのやりかたは間違っている!」 「こっちの手法を取り入れるべき!」 そんなパワーワードに消耗し、 SNSをやめる人が後を

戦術には「一点突破」の能力が不可欠

どうも、わたろうです。 私は 元自衛官だったのですが、 訓練で「戦術」というのも 学んだりするんですね。 孫子の兵法みたいなものです。 イメージとしては、 信長の野望ってゲーム、 知ってますか? あんな感じです。 「相手が攻めてきたときは〜…」 「防御のときは〜…」 みたいなのを 幅広く勉強します。 信長の野望のような シミュレーションゲームをやったことがある人は わかるかもしれませんが、 部隊によって 「得意」・「不得意」があるわけですよ。 んで、

結局、練習した人がうまくいく。

私には嫌いな言葉があります。 「オレ、本番に強いから、  練習しなくてもいいんだよねー。」 という、言葉。 もしあなたが 私の前でこの言葉を言うようなら、 今すぐ 首根っこをつかんで、 滝に放り投げるでしょう。 そして、 滝に打たれるあなたに対し、 「悪霊退散! 悪霊退散!」 の掛け声で、 お尻に 竹刀を叩き込むことになります。 それくらい、 許せん言葉なのです。 まぁ… そのくらい、多めに見てやれよ…。 と言われるかもしれません。 しかし、

やさしい人 = いい人ってわけじゃない

やさしい人は好きですか? 私は好きです。 いつもニコニコ笑っていて、 どんなことに対しても、穏やか。 太陽みたいな人になりたーい。 そう思っていました。 今日は、 私の過去の話です。 私は過去10年間、 陸上自衛隊につとめていました。 んで、 自衛隊って入隊すると 新隊員として教育をうけることになります。 実は私、 そこで教官をつとめたことがあります。 教官って聞くと、 どんな人をイメージしますか? 「この、バカヤローがぁぁ!」 みたいな 鬼教官を想

なにごとも「止まらない者」が強者になれる

突然ですが、 長距離走、得意ですか? 私は めちゃくちゃ苦手です。 学生のころ、 自衛隊のころ、 そして、いまも、 長距離走のイベントがあると 体がブルブル震えだします。 そのくらい 苦手なんです。 理由は まぁ、苦しいからです。 いっそ、 短距離走で 数十秒だけ苦しんだほうが まだマシだと思ってます。 でも、 自衛隊のころも 走らねばならない場面は たくさんあります。 あ、 私の過去はここを見てくださいね。 自衛隊は なにかにつけて、 走るイベントが

リーダーは、現場で手を汚すべきか

「指揮官」 戦いにおいて めちゃくちゃ重要です。 特に 人数が多い組織では、なおさら。 数が多いだけの 烏合の衆になりかねない。 指揮官が、 ビシッと、まとめる。 だから、 組織がまとまる。 そう、 組織には、 リーダーが必要です。 よく、 「リーダーと部下は、対等」 「協力して、業務せよ」 と言われます。 それは、ごもっとも。 私も同感です。 問題は、 リーダーも現場で手を汚すべきか? ということです。 ようするに、 部下の仕事を、リーダーも

「怖い人」なのに、なぜ「魅力」があるのか

私の初めての上司は レンジャーでした。 あ、 自衛隊の話です。 私の過去は、こちらを参照ください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ レンジャー隊員とは ざっくり言うと、めっちゃきびしい訓練を乗り越えた人です。 レンジャー訓練では 多くの隊員が脱落しますし、 訓練でウサギを食べたりもします。 あ、 ちなみに 私はレンジャー隊員ではありません😇 「レンジャー隊員」という肩書は それだけで一目置かれます。 自衛隊内でも、 「おぉ、レンジャー隊員やん」って そんな レンジ