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毒親系の話。

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毒親育ちの体験記や、そこから考えた話など。
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#毒親

毒親体験記:「いい人」だった私の母は、なぜ毒親になったか、という話。

私の母は毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのない「いい人」だ。 アル中も浪…

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【毒親育ち】「私のこと好き?」とは誰にも聞けなかったのに、「ママ偉い?」は気軽に…

しょーもない話で恐縮なんですが、つぶやきには文字数的に収まりきらなかったので記事に。 昨…

新原わたり
4か月前
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【毒親育ち】来客と女性が苦手、という話。

先日呟きで大騒ぎして、慰めと応援を頂いていくらか正気に戻ったのだが(本当に助かりました、…

新原わたり
6か月前
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【毒親育ち】「興味がない」という罪、の話。

私は昔から興味の幅が狭く、好奇心の対象になる事柄も多くなく、更に実際の行動に繋がる事とな…

新原わたり
6か月前
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【毒親】「エコ」が苦手だ、という話。

先日の日記にチラッと書いたのだが、私は環境系の話が苦手だ。 この「苦手」というのは、以前…

新原わたり
6か月前
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【毒親】スープの文句が言える距離、の話。

先日、「母に、鍋物の残りのスープが入った鍋を勝手に片付けられてしまった、文句言わなきゃ!…

新原わたり
8か月前
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自分の体を「借り物」だと感じていた、という話。

私は、あまり鏡を見ない。 一日に何度か、洗面所に行ったタイミングで目にすることはある。が、自分の姿が好きとか嫌いとかではなく、単純に興味を持てない。化粧をする習慣もないので、たまにニキビが出来て痛いとか、外出する前などのタイミングでだけ多少見て、「そういえば、こんな顔だったな」という思考がよぎって、それで終わりだ。 何と言えばいいだろうか、別の肉体で生きた記憶があるとかいう話でもないのだが、どうもこの顔が「自分」だとは思えないのだ。 私が「自分自身だ」と定義している要素の

【毒親育ちの育児】息子に「幸せって、どんな時だと思う?」と聞いてみた話。

私は30代の半ばまで、「幸福とは、そういう状況を指す言葉であって、自分の感情とは関係ない…

新原わたり
10か月前
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【毒親育ち】幸福とは「感情」だと知った、という話。

幸福とは「そういう感情」のことなのだ、と私が理解したのはアラサーを過ぎた頃で、かなり最近…

新原わたり
10か月前
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【毒家系】お盆の終わりに、先祖にちょっと喧嘩を売ってみたい、という話。

お盆ネタ3連続となるが、ちょっと私の先祖に喧嘩を売りたくなったので書く。 私が今住んでい…

新原わたり
10か月前
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お盆というか「親戚」が苦手、という話。

昨日は散々義母への愚痴を書いたが、私は元々お盆が苦手である。昔からこの時期になると気が滅…

新原わたり
10か月前
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【毒親育ち】自分の中の「インナー毒母」の存在に気付いたという話。

自分が毒親育ちだと気付いてから大きく変わったことは色々あって、ダントツ一位は母との関わり…

新原わたり
10か月前
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【毒親育ち/失感情症】母に対しての感情、についての話。

伴走者ノゾム@NAMIDAサポート協会カウンセラーさんの、この記事を拝見して、自分が無意識にこ…

新原わたり
11か月前
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毒親だった私の母は、なぜ「いい人」になったか、という話。

私の母は過干渉・過保護・モラハラ系の毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのない「いい人」だった。 そして現在の母は、「毒親らしい」言動を殆どせずに、私から見てもただの「いい人」として振舞っている。そうしようと、本人が努力している。 私に毒親だったと指摘されて、母自身が反省して心を入れ替えた――という訳ではない。母の人柄そのものは全く変わっていないのに、である。 幼少期から母の「最高傑作」として育てられてきた私は、アラフォーになるまで、自分と母の関係性に問題がある