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毒親系の話。

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毒親育ちの体験記や、そこから考えた話など。
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毒親体験記:「いい人」だった私の母は、なぜ毒親になったか、という話。

私の母は毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのない「いい人」だ。 アル中も浪…

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多分「幸せ恐怖症」、という話。

正月恒例の、義母宅訪問イベントが無事に終わった夜。 夕食の後、夫と息子が風呂に入っている…

新原わたり
5か月前
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【毒親育ち】来客と女性が苦手、という話。

先日呟きで大騒ぎして、慰めと応援を頂いていくらか正気に戻ったのだが(本当に助かりました、…

新原わたり
6か月前
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【毒親育ち】「興味がない」という罪、の話。

私は昔から興味の幅が狭く、好奇心の対象になる事柄も多くなく、更に実際の行動に繋がる事とな…

新原わたり
6か月前
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【毒親】「エコ」が苦手だ、という話。

先日の日記にチラッと書いたのだが、私は環境系の話が苦手だ。 この「苦手」というのは、以前…

新原わたり
6か月前
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【毒親】スープの文句が言える距離、の話。

先日、「母に、鍋物の残りのスープが入った鍋を勝手に片付けられてしまった、文句言わなきゃ!…

新原わたり
8か月前
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「自己受容」とは何かが分かった、と思う!という話。

自己肯定感を上げるとか、生きづらさをなくすとか、自分軸で生きるとか。 そういうメンタル系の話になった時、必ずといって良いほど出てくるのが「自己受容」――ありのままの自分を認める、と言われる概念だと思う。 基本的なスタンスの話なので必ず出てくるし、それが出来ることがスタートでありゴールでもある、みたいな話で、なんとなく「ふーん」とは思うし分かることは分かるけれど、でもつまりどういうことよ???という点で、私にはずっとピンと来ていなかった概念でもある。 理解は出来る、必要性も

【毒親育ち】「愛」という言葉が嫌いだった、という話。【#家族について語ろう】

ある所に、一人の少女がいる。 彼女は生まれてこの方、プリンを食べたことがない。 その代わ…

新原わたり
9か月前
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【失感情症】書くことで自分の感情が見えてくる、という話。

私には、失感情症の傾向がある。それも多分、いやかなり強い。 特にネガティブな感情を認識し…

新原わたり
9か月前
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「一人になりたい」を隠すために、嘘をつき続けているという話。

私は、嘘をつくのが子供の頃から得意だ。 自慢にもならないが、私が全力でついた嘘は滅多に他…

新原わたり
9か月前
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【失感情症】大切な人を失くしかけた日、の話。

愛着障害の治療には、「安全基地」が必要とされる。 分かりやすく言えば「心の拠り所」という…

新原わたり
10か月前
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【毒親話】「子供が言う事を聞かないストレス」があること自体が尊い、という話。【#…

はあちゅうさんのこちらの記事で、育児中のママさん達がどのぐらい、「子供が思い通りにならな…

新原わたり
10か月前
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絵を描くのは苦手だと思っていたけれど、という話。

息子と、近くの自治体のイベントに行って来た。 老朽化で取り壊す予定の体育館を解放して、床…

新原わたり
10か月前
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【毒親育ちの育児】息子に「幸せって、どんな時だと思う?」と聞いてみた話。

私は30代の半ばまで、「幸福とは、そういう状況を指す言葉であって、自分の感情とは関係ない概念である」と思い込んでいた。 ――という話を昨日書いた。 今日、息子の手足の爪を切りながら、ふと思いついて息子に聞いてみた。 「息子は、『幸せ』ってどんな時だと思う?」 「なんでぽよ?」とちょっと首を傾げた息子は、こう答えてくれた。 「ゲームをしてる時、タブレットを見てる時、ママにぎゅーしてる時、美味しいもの食べた時、海とかみたいに楽しい所に行ってる時、そういう『いい時』のことぽ