【毒親育ち】幸福とは「感情」だと知った、という話。
幸福とは「そういう感情」のことなのだ、と私が理解したのはアラサーを過ぎた頃で、かなり最近の話だ。
それまでに「幸福感」を味わったことが全くなかった訳ではないし、喜びや楽しみを感じる瞬間はちゃんとその前から存在していた。だが、私はそれらを「幸福」と呼ぶべきものだとは思わずに生きてしまっていた。
というのも私はずっと、幸福とは「そういう状況」を指すと思っていたからだ。
例えば金銭的に困っていないとか、健康だとか結婚したとか仕事があるとか子供がいるとか、そういう「他者から見える、