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文と芸
2021年12月22日 19:20
「木曽路はすべて山の中である。」 島崎藤村の『夜明け前』の出だしの一節を、ぽつりぽつり胸に浮かべてはかつての街道筋をなぞり、初冬の山の中を歩いてきました。 初日 2日間お世話になったクラウンホテルをあとにして、名古屋駅よりJR中央本線の快速に乗り込む。向かうは快速の終着駅でもある岐阜の中津川。中津川はかつての中山道の宿場町でもあります。 中山道(なかせんどう)。古くからの街道である東海道
2021年12月26日 20:32
(←前) 馬籠宿にたどり着き、まずは腹ごしらえ。っと、何だかガラス戸の中に明かりの灯っていない店が多いような……。月曜定休の店が多いのだろうか。と思いつつ、石畳の坂道をのぼっていく。観光地としても有名なために、点々としてはいますが、割と観光客も目に着きます。 馬籠宿(まごめじゅく)。南から木曽路に入って、はじめての宿場町です。なかなかの斜面、その両脇に家屋が建ち並んでいます。この前後には、割