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塗装は下地が大事~PORTER’S PAINTSを採用するにあたって~vol.2


PORTER’S PAINTSを採用いただくにあたって大切な【下地】について
今日は永久保存版的な記事となっております!
2回に渡って投稿しています!
前編では【ご新築の場合】を投稿しておりますので、そちらもぜひご覧ください。



新築【以外】の下地処理方法

後編となる今回は、
・リノベーションの場合
・今お住まいのご自宅でペイントされる場合
などで想定される様々なケースでの下地処理方法について
説明していきたいと思います。

1.壁を新規石膏ボードで作る場合(リノベ/フルスケルトンなど)

新築の場合と同様です!2パターンあります。

石膏ボード下地の下地処理は2パターンあります
①塗装用パテ処理を施す
②塗装用紙クロスを貼る

塗装は下地が大事~PORTER’S PAINTSを採用するにあたって~vol.1より

ぜひ、前編をご覧ください◎

2.既存のビニールクロス(壁紙)が貼られている場合(リノベ/お住まいのご自宅)

まず、ビニールクロスの上への塗装が可能かどうかのご質問をよくいただきますがお答えとしては、ずばり【おすすめできません!】

おすすめしていない理由としては下記です。
・ビニールクロスの凹凸を表情として拾ってしまい
 PORTER’S PAINTS特有の表情を生かしきれないため
・ビニールクロスの劣化は防ぐことができないため

白い部分が元のビニールクロス、緑がペイントした部分。 ビニールクロスの凹凸を拾います。

上記をご了承の上でビニールクロスの上にペイントされる場合
撥水加工など特殊な加工がなされていなければ
シーラー(下塗り材)を塗ってからでしたら塗装は可能となります。

より適切な下地処理としては
ビニールクロスを剥がし、塗装用の紙クロスへの貼り替えをおすすめしております。
塗装用紙クロスに関しては、ぜひ前編をご覧くださいね。

3.壁の構造がコンクリートでビニールクロスが貼られている場合

多くは鉄筋コンクリート造の場合ですが、コンクリート壁にビニールクロスが貼られているケースでは、ビニールクロスとその裏紙まで完全に剥がし
その上に塗装の下塗り材を入れていただければ塗装可能となります。

この場合の下塗り材は市販品の『水性カチオンシーラー』をお入れください。
さらに、PORTER’S PAINTSのLIME PROOF UNDERCOAT SEALERを塗っていただくことをおすすめしております。

また、コンクリートにダメージがある場合や凹凸がある場合、
その表情を拾ってしまいますので、パテでならしたりと
下地処理が必要となる場合もございます。

PORTER’S PAINTSには、コンクリートの表情を生かして
着色することができるテクスチャーもございますので
元の素材を生かす仕上げもよろしければご検討ください♩

番外編

よく『これに塗れますか?』という質問をいただく素材をまとめました!

■ベニヤなど木材にペイントする場合

PORTER’S PAINTSのLIME PROOF UNDERCOAT SEALERという下塗り材を
一度塗っていただき塗装可能となります。

【注意点】
・木材は湿気や乾燥を繰り返すことで伸縮し、
それが塗膜の割れ(クラック)を引き起こす原因となることがあります。
・木目が強いものは光の角度などで木目が透けて見えることがありますので、
なるべく木目の少ない木材をお選びいただくと良いです。
・アクの出る木材はアク止めを必ずご使用ください。

■化粧板シートなど、工業製品・つるっとした素材にペイントする場合

化粧合板など工業的な建材は
比較的メンテナンスフリーであったり、メンテナンスがしやすく作られているため、つるっとした質感のものが多くペイントには不向きとなります。
(よくご質問いただくものとしては・・・メラミン化粧板、ポリエステル化粧板、オレフィンシート、塩ビ(PVC)化粧板、塩化ビニル樹脂の巾木など)
しかしながら、長く住まわれると飽きがきたり、好みが合わなくなり
ペイントでどうにかならないか、とご相談いただくことも多いです。

ペイントの柔軟性を発揮したいところですが
残念ながらこういった素材へのペイントは可能ではあるものの
元々不向きなものに塗るので、どうしても耐久性としては
劣ってしまいます。
良く触る場所であったり、可動する部分などは
そのリスクをご承知の上で塗っていただければと思います。

ペイント方法としては
①表面を荒いやすりで目粗しします。(ペイントの密着を良くします)
②密着バインダーという下塗り材を使用し、表面をペイントが定着する下地を作ります。
③よく乾かし、ペイントします。

密着バインダー(下塗り材)に関しては、
PORTER’S PAINTSのUNIVERSAL PRIMERというプライマーがおすすめです。
匂いもなく、とても塗りやすいです。

※CHALK EMULSIONという、プライマー機能も持ち合わせた『家具用の塗料』のラインアップもあります。
これに関してはまた近々・・・💡

下地処理をしても、素材によっては相性が悪く
少し衝撃を与えたり傷がついたりしただけで剥がれてしまう場合もございますので
予めご了承いただければと思います。

また、巾木へのペイントに関しては
巾木の目的として壁を守るためにありますので
ペイントしていただいても巾木自体に掃除機やルンバなどが当たることで
塗装が剥げてしまう可能性が高いです。
巾木にペイントする場合は、そういったリスクをご承知の上
ご自身でのメンテナンスを前提としてご検討いただければと思います。

いかがでしたか??
塗装は下地が大事vol.2
盛りだくさんでお届けいたしました!
(文字はばかりですみません・・・💦)

下地についてはなかなか奥が深く、私も日々勉強!といった感じですので
塗装ははじめて!となると不安なことも多いと思います。
なんにでもすぐお答えできるよう、今後も精進しますので、
ご不明点はなんでも、お問い合わせくださいね。

それでは、今日もお読みいただきありがとうございました~!

▼PORTER'S PAINTS JAPAN 渡辺
https://www.instagram.com/tinter_ppj/

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