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レッドオーシャンな「求人アプリ」をやろうと思ったきっかけ

今年の9月、私の所属している会社から新たな求人アプリがデビューした。

市場はすでに様々な求人サービスで溢れていたけれど、
私たちは「他のサービスとの違い」を追求していった。

そもそも、きっかけは2年以上前にさかのぼる。

社長が、日常の小さなニーズからこのアイデアを思いついた。
「飲み会前でちょっとお金が足りなくなった時に、気軽に稼げたり。
あと、子供の急な出費に対応できる丁度良い仕事があったら。」というのがきっかけだった。

でも、急にちょっと稼ぐのには限られた仕事になってしまう。
当時は、倉庫内作業だったりイベント設営だったり。
そこで、私たちは
場所や時間の制約を持つ人たちにも、対応できる仕事を提供することに焦点を当てた。

様々な業務を検討した結果
サービス業の中でも接客業は、短時間から働け、幅広い選択肢を提供し、
多様なニーズに応えると結論に至った。

そして、サービスを開発する上でマーケット調査をし
既存サービスにはない「価値」提供を創造した。

  • 働く方に、なるべく多くの報酬を還元させる

  • スポットでも、すぐに接客スタッフとして稼働ができる

  • 働く方から、空いている時間帯の意思表示ができる

さらに、
世の中に溢れているスポットワーカーをマッチングするサービスにはない機能もつけた。

開発過程は簡単ではなかった。
コロナウイルスの影響もあって、一時は開発が停滞することもあった。
でも、私たちは乗り越えて、ついにリリースにこぎ着けた。

私がこの会社に入った理由は、単にアプリや新サービスの開発がしたいからではない。

社長の「ひとの想い」に共鳴し、それを「カタチ」にしていく姿が
自分の「なりたい未来」だったから。

人材業界で長く働いてきた私は、多くの「ひとの想い」に触れてきた。
自分自身も結婚、妊娠、出産を経て、働き方について深く考える機会があった。

子供が小さいと働く時間も限られるし
急な体調不良もある。
そして、久々に仕事に就こうとも履歴書が通らない。

実際に、面接で話せたら通る自信はあるんだけどな。
履歴書に書かれた情報だけで、私の何がわかるのだろう。

ダイバーシティという「言葉の意味」ではなく
真の多様性について、考える瞬間でもあった。

新サービスを生み出す上で、合理性や利便性はもちろん大切だ。

ただ、サービスの先に誰の顔が思い浮かぶのか。

わたしを取り巻く環境ではなく「わたし」を見て
一緒に働く仲間を見つけられるサービスだ。

ローンチ後も課題解決の日々ではあるが
「想い」が「カタチ」として多くの人に届くように
邁進するのみ。


ビジネスキャリアにまつわるお仕事をしています。
人生の様々なシーンで、キャリア形成に繋がっていると日々感じながら
過ごしております。

ちにみに、トップ画面の写真はニュージーランドに行った時の写真。
南十字星がとても綺麗に見られる国でした。

プライベートのことも書きつつ、お仕事のことも書きつつ
マイペースに更新。
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#スタートアップ

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