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お礼は2度する

新卒で営業として入社し、配属されてすぐに新入社員歓迎会が、開催されました。
社会人として初めての飲み会で緊張しつつも、楽しくお酒を飲みました。そして、歓迎される側であった私はご馳走して頂き、最も若手の先輩社員が会計を済ませてくれました。
私は、店を出てすぐに他の出席者にお礼をしました。その後、帰路において先の先輩から「お礼は2度しろ」と教わりました。1度目はお世話になってご恩を受けた直後、2度目は翌日以降再度お会いした時、もしお会いする機会がないならば翌朝すぐに、という事でした。
2度目のお礼により、現場での形式的なお礼だけでなく本当に感謝していますよ、というのを相手に伝える意図があります。実際、感謝していなければその場でその恩は忘れてしまい、次回会う時にはその恩すら頭にないと思います。しかし、この2度お礼をすることが習慣化されれば、他人から受けた恩をすぐに忘れなくなります。

私が協力隊員として今でも具体的にはしていることは、調整員や隊員、カウンターパートからお土産をもらったり、ご馳走ななったり、自宅に宿泊させてもらった時は、その場でのお礼だけでなく、翌日もしくは次回会った時に感謝の言葉を伝えるようにしています。

もちろん、それを言わないからといって個人的にダメな評価を下したり、陰口を言う様な心の小さい人は協力隊関係者にはいません。しかし、2度目のお礼を言わない人と言う人を比べると、後者の方が確実に良い印象を与えることができると思います。
そして他人からの評価以前に、自分の感謝の気持ちをより伝えることができ、自分自身が気持ち良いと思います。

お礼は2度する

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