見出し画像

スピリチュアルが大嫌いだった話(全文無料)

「スピリチュアル」が大嫌いでした。
 
うさんくさい事を言って大金を巻き上げる人も、
自分を偉く、特別なように見せたがる人も、
洗脳する人も、
 
現実逃避して、なんでもスピリチュアルとか、幽霊のせいにする人も。
 
祈ればなんとかなると思って、努力しない人も。
生きる工夫をしない人も。
 
人の不安や不幸につけこむ人も。
 
他力本願な人も。
 
占いも、ヒーリングも、カウンセリングも、
全部一緒くたにして、「うさんくさい」「インチキだ」「他力本願だ」と嫌っていました。
  
その世界を変えたのは、今一緒に仕事をしている流輝先生(現夫)です。
 
出会った時は家族の一大事で、大事な家族が正気を失いそうで、
相談先を探して、たまたま出会ったのが流輝先生(実は現夫)。
 
それは、「人生で一番ブスだった日は夫に出会った日」に書いたことがあります。
 
流輝先生は普通にタロットで見てくれて、
地に足の着いた現実的なアドバイスをしてくれて、
悩んでいる本人も、私も落ち着きました。
 
私は、少し、肩透かしをくらったような感じ。
 
TVとか、人の話で聞くようなうさんくさい事は一切言わなかったから。
 
 
「スピリチュアルって普通だよ」
「特別じゃないよ」
 
そう、当たり前のように、軽く言われたのも、その時かな?
 
「えっ?!」と内心びっくりして、流輝先生の顔をまじまじと見て、ポカンとしてしまった。
かっこつけじゃなく、本心でそう言っていると判ったから。
 
それでもしばらくは疑っていた。
 
それまでの私は、実は幽霊とか妖怪とかいるのが判ったり、神社で神様に話しかけられたり、お葬式とかで、亡くなった人の声が聞こえて会話したり。
 
そういうのが普通にあって、
でも、大騒ぎしたくなくて、
「普通のふり」をしていた。
 
「人とは違う」自分が怖かった。
 
子どもの頃から、「普通じゃない扱い」を受けて来ていたから。
Note記事「普通に生きたい話し」参照
 
ずーっと、自分の根底にあった「普通じゃない」コンプレックスの一つが、スピリチュアルだった。
 
その後、色々あって当時の家族の為に流輝先生のアチューメントを受けたら、スピリチュアルな力が開花してしまった。
 
ずっと何重にもかけていたカギが、流輝先生に簡単に外された感じ。
 
「はい、普通に生きる、終了!」って。
 
それでも抵抗したけど、半年後、今の仕事(ホリスティックカウンセラー)を始めるしかなくなった。
 
そこから、ウソみたいに順調にこの仕事で食べて行けるようになった。
決して、裕福ではないけれど。
 
「過去の自分みたいに人生がうまくいかなくてお金がない人のために」超低料金。
 
それから比べると今は価格を上げたけど、元気になって、働けるようになって、人生がうまくいくようになったクライアント様たちからは、「安すぎる」と言っていただける。
 
元気になったクライアント様達の今の姿が、お金には変えられない、私の報酬。
 
「人間って凄いんだ」って、本当に心から思う。
クライアント様達を尊敬している。
感謝している。
 
人間のすごさを教えてくれたから。
 
もちろん、嫌な思い、汚い心に打ちのめされた事も何度もある。
良い人ばかりじゃないって、イヤというほど、知っている。
 
だから、よけいに、私達のアドバイスを受け入れてくれて、
自分で自分を幸せにしてきたクライアント様達を尊敬している。
 
木の上から見ていた青い星は、良い事ばかりじゃないし、
辛い事、
残虐な事、
ひどい事、
たくさんあるけど、
それでも。
 
 
スピリチュアルを否定したままだったら、見えなかった世界。
 
そりゃそうだよね。
何かを否定するって、自分で目隠しをするようなものだから。
 
嫌いなものはキライで良いけど、
見ないふりをするのは、目をつぶって生きるようなもの。
 
目をあけられて良かった。
 
今でも、世間一般で言われているご都合主義の、いんちきスピリチュアルは嫌い。
「現実逃避してんじゃねーよ」
「嘘ばっかり言ってんじゃねーよ」
「何にも判ってないのに、判ったふりしてんじゃねーよ」って思う。
 
だから、そうじゃないスピリチュアルを伝えたい。
 
スピリチュアルは普通です。
 
今は、そう、心から言えるから。
 
 
2023年10月27日記述
カテゴリ「スピリチュアル」
 
(参考記事)
「人生で一番ブスだった日は夫に出会った日」
「私の不幸や苦労と未来のあなた」
わたもりお仕事用ブログ「私の中の森」の記事

わたもりのお店「メンタルコンサルティングTerra」


お読みいただいただけでもありがたいのに、サポートしていただくのは恐縮ですが、あなたの心に深く染み入る記事を書くことで、ご恩をお返しできたらと思っています。