ダークトライアドとサイレント国土買収
8月1日
パリに視察にいくのは、前から決まっていたことなんだろうけど、秋田などこれだけ水害の酷い地域があるのを知りながら、能天気に食事の写真あげているなどは、どうかしてる、ということだろう。
茂木健一郎さんが、あのような写真に怒るなど、「みんな余裕なさすぎ」と書いていたけど、まさに、その通りで、余裕なんてないんですよ。
それを政治家が分かっていないところに、政治家としての能力に疑問を覚えるのかと。
※
国からは金払えというお知らせばかりがくる。
一年のうち、四ヶ月分の働きが吸い上げられていく。その分、国はなにかしているんですか。
貧窮を前にすれば、倫理など役に立たない。
政治家は、どれだけ悪政をしても社会秩序は崩れないと過信しているのかもしれない。
年をとるごとに反社会的な気持ちが芽生えるのは仕方ない。
8月3日
税金ってとるのは絶対にくるけど、戻ってくるのは絶対に教えてくれないので、ほんと行政って悪辣です。
働けど働けど、ラクにならないから、誰かのせいにして攻撃したくなるのは、とてもよく分かる。
考えれば考えるほど、税金こわい。
まあ、昔は年貢の取り立てにキレて一揆とかしていたわけだし。
※
一体いつまでマイナンバーカードで騒いでいるのか、バカすぎないか。
どのみち、あんなのは、自民党の息のかかった業者に仕事を発注しなくていけないがための取り組みであって、そんなことも結局のところとめられない。
インボイスも結局廃止にならないだろう。
どうなってんだ。
今年にはいって、なんだかとにかく政治には呆れ返るし、憎悪しかない。
もう日本は、いよいよダメだな。
8月4日
「パワハラ上司を科学する」を読んでいる。
メチャクチャいい本。
結局のところ、どんな部下とも同僚とも、個人同士として、人として真っ当に付き合え、ってことかと思うけど、それだと会社を大きくしたり、出世したり、するのが難しいと皆が思い込んでいるからこそ、パワハラが多いんだろうな。
ダークトライアドと集団スポーツの弊害。有害な男らしさ。
ダークトライアドをもつ邪悪な人は上司になるべきではないとあるけれど、おそらくこの邪悪な心根をもった人ほど進化で生き残ってきたと思うので、人類の滅亡まで彼らを駆逐するのは難しいでしょう。
8月5日
「サイレント国土買収」を読んでいる。
サスペンス小説よりも凄い現実。
でも、読んでいて、やはり世界はダークトライアドに満ちているのではないかと思う。
保守系の政治家は、美しい国日本、などと言って鼻息荒くしているけど、規制緩和とかで、日本の国土はガンガン買われている。
重要な場所の土地を安く買われ、好き勝手に開発され、お金は日本には落ちない、そして有事にはどんな障害となるか分からない。
ほとんどの日本人が自覚していないかもしれないけど、あと10年あまりで日本はかなりのエリアを海外におさえられ、日本人も気づかぬうちに、植民地になっているだろう。その頃には、いまの政権にいる人間は死んでいる。そして彼らは彼らだけ私腹を肥やす方法をとっている。悪辣。
そもそもハワイがそういう道を辿って、アメリカに組み込まれたとは知らなかった。
日本は、中国とアメリカが分断統治することになるんだろう。
なによりなさけないのは、持ち主が外国人で、所在不明になり、固定資産税とかをとれていない事例もあるらしく、なんなんだよ、それ、と思う。
8月6日
権力者を一掃したい。
日本って内乱がおきないのは、不思議だよな。
8月7日
今井さんたちのパリ研修がどうのこうの言われているけど、過去おこなわれたほとんどすべての研修がこんな感じだったんだと思う。何十年もこんな感じだったんだと思う。
政治家たちは、きっとなにを今更騒いでいるのか、今後は研修やりにくいな、と思っていることだろう。
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