見出し画像

失敗した後はリカバリーするしかない

久しぶりに大失敗した。

詳細は説明しないけど、ざっくり言うと連絡が滞ってしまった。もちろんクライアントにお叱りの言葉をいただいた。言い訳はない。ただただ私が悪い。

仕事をしていると、必ずどこかで失敗する。フリーライターはとにかくやることが多い。原稿を作るには、リサーチ、インタビュー、執筆をする訳だけど、そのほか連絡や書類づくりなどなど……細々した作業も多いから気が抜けない。

これまでの経験から気をつけるべきポイントは把握している。でも仕事やプライベートが忙しいと、うっかりミスしてしまうことが多々ある。これは心をソワソワさせながら車を運転するとき、事故が起こりやすいのと似ているかも。忙しないときこそ、しっかりと気を引き締めなければならない。

とはいえ、すでに失敗してしまったのなら後悔しても現実は何も変わらない。やるべきことは一刻も早くリカバリーすること。態度で示すのだ。具体的には「即謝罪・行動する」。相手は感情的に怒りをぶちまけてストレス発散しているわけじゃない。「こちらの事情も考えてくれ」と訴え、適切な行動を求めている。それに誠心誠意こたえるしかない。


ちなみに、私は過去の失敗をスプレッドシートにまとめている。この失敗シートは「仕事編」と「プライベート編」があって、失敗した内容、原因、対策を書き込んでいる。失敗をデータとして残し、二度とくり返さないように。PDCAを回す材料にしていけば、今回の失敗は活かせるのだと少しは前向きになれる。

しかしながら、失敗は精神的に辛い。めちゃくちゃ辛い。そんな「辛い」は抽象的で、これを分解してみるといろんな理由があることに気づく。たとえば車を自宅の一部にぶつけてしまった場合、「大事な車が凹んでしまって見た目が悪くなった」「修理代にお金がかかる」「夫に怒られる」など。この失敗により起こりうる二次災害に対策することが、すぐにやるべきこと。客観的に捉えると、少しは冷静になれる。

こんな風にすべてを合理的に考えられたら、失敗なんて怖くない。とはいえ、毎回ササッと失敗をデータ化して処理することなんてできない。失敗直後は顔面蒼白で自分のことを「バカバカバカバカ」とぶん殴りたい気持ちになる。こんな気持ちを抑えるために一番にすべきことは、早く寝ることだ。就寝中に脳内がリセットされ、翌朝には昨日の失敗を俯瞰して捉えられるようになる(失敗度が高いと立ち直るまでに時間がかかるけど……)。

失敗しない人間なんていない。誰もが思わぬところでつまづく。それなら、つまづいた後にどう対処するかーー自分なりの対策法を用意しておくことで、ずいぶんと事を進めやすくなる。



\kindle本出版しました!/

【7部門1位獲得!】
初心者が「初案件」を獲得する方法について徹底解説。先輩ライター12名の成功事例つきです。濃ゆい情報を詰め込んでいます!ぜひ読んでくださいね。



この記事が参加している募集

#ライターの仕事

7,317件

ライター仕事に関する情報を発信しています😊kindle本発売中!少しでもあなたの役に立てたらうれしいです。