わたぐらし展
お蚕さまが糸を吐き、できた繭を煮てひろげてつくった真綿は、
かるくて、あたたかく、そして強く、
古来より暮らしに寄り添ったものでした。
暮らしの中に真綿をふたたび。
わたと共に暮らす知恵や技をつなげていけたら。
そんな思いで今年は真綿をテーマに、
養蚕・真綿づくりにとりくむノラオコつくばと、
はんてん屋で、京都すみれやさんで展示会を開催します。
日時 9月30日(金)〜10月2日(日) 11:00〜17:00
*最終日は13:00以降「お話し会」参加者のみ入場可
会場 すみれや(京都市左京区田中里ノ前町49-1 tel. 075-741-6673)
企画 ノラオコつくば / はんてん屋
内容 <真綿を感じる>
ノラオコつくばの記録写真、真綿づくりの道具、いろんな真綿の展示
<真綿を纏う>
真綿の良さを知ってもらうには身につけてもらうのが一番です。
真綿そのものや、はんてんやひざ掛けなどを実際に手に取り、
触ったり羽織ったりしてみませんか?
「ひざ掛け」「背負い真綿」をつくるワークショップや、
例年通り、はんてんやちゃんちゃんこの注文も承りますので
お気軽にご相談ください。
ワークショップ
①真綿のひざ掛け
保温性が高く蒸れにくい真綿を入れたひざ掛けは、
赤ちゃんのお昼寝用としても大活躍。
近江真綿を引き伸ばして綿入れをします。簡単なお裁縫も。
9/30(金)11時〜 10/1(土)11時〜
各回定員 3名 参加費5,000円 所要時間 約1時間
②背負い真綿をつくる
背負い真綿は、真綿そのものを背中にはさんで使う防寒着で
静電気もなく、じんわりふんわりの真綿の温もりを肌で感じる
ことができます。ノラオコが育てた繭でつくった真綿でつくります。
9/30(金)13時〜 ・ 15時〜 10/1(土)13時〜 ・ 15時〜
各回定員 3名 参加費3,000円
所要時間 約1時間
事前予約制 9月25日〆切 参加費は当日会場でお支払いください。
予約はこちらから
<真綿を想うーお話し会>
近江で270年以上続く真綿屋『山脇源平商店』の山脇和博さんに
真綿の歴史について、滋賀県米原市岩脇村の真綿づくりについて、
お話しいただきます。座談会では、繊維造形作家で研究者でもある
ひろいのぶこさんをゲストに迎え、古い真綿のベストや資料を
見ながら、かつて暮らしの中にあった真綿の文化について
思いをめぐらせます。さらに、真綿のこれからについて、
お2人を中心に皆さんとも意見交換できればと思います。
貴重な機会ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください!
③お話し会
・講話「近江の真綿と歴史について」
山脇和博(株式会社山脇源平商店代表)
・座談会 「暮らしの中の真綿・真綿の未来」
ゲスト ひろいのぶこ(京都市立芸術大学名誉教授)
10/2 (日) 13:30〜15:30 会場での参加 定員10名
・参加費 1000円
・山脇源平商店の洗顔角真綿のお土産つき参加費 2500円
*予約制。参加費は当日会場でお支払いください。
オンライン(zoom)でのご視聴
・参加費 500円
・山脇源平商店の洗顔角真綿つき 参加費 2370円
(送料¥370込み、レターパック)
*事前決済。アーカイブもありますので、
当日ご参加いただけない方は後日ご視聴いただけます。
9月25日〆切 予約はこちらから。