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8月3日 長男がうんちしたいと言い出して(2013)

『【08月03日(土)】晴れ。朝25.5℃(5:30)
起床:5時00分(6h)  就寝:24時30分
良い事:朝早起きして皮ふ科の順番が4番をとれたこと。
・長男(4歳):大泣き、大ぐずりながらも、初回の英語スクールを終えました。おなじ保育園のTちゃんが教室にいたおかげで、プレイタイムはなんとか遊んでいました。言葉は全然わからなくても、テキストで遊ぶのは好きみたいで楽しんでいたとのこと。公文式のテキストをやっているからだおもう。
・次男(0歳):長男とおなじことをしたくて仕方がない様子。
・妻さん:友人のTさんの親戚の餅投げへ。長男、次男、義母さんと。たくさんお餅をひろいました。長男は12個ゲットだそうです。
・皮ふ科:5:35着4番。受付開始直前に長男がうんちしたいと言い出して、割り込ませてもらった。隣の3番のおじさんがガードマンに声をかけてくれて助かりました。
・映画:朝の待ち時間に「Drive」をみた。淡々とバイオレンスな時間が続きます。生活をあまり感じない描写だからなのか、さみしげで、美しい感じすらする残酷さで殺し合いが進んでいきます。
・映画:「TED」R15指定でした。下ネタばっかりで物語は進んでいきます。最終的にはハッピーエンド。ものすごい世界観でした。カントリーベアーも同じような設定だったから、実はド派手にした焼き直し映画なんですね。
・ワイヤレススピーカー購入:iPhone用にソニー製のワイヤレススピーカー。ブルートゥースで接続。かなり小さなサイズだけど、iPhoneのスピーカーよりははるかに大きいからしばらくはこれで十分だとおもいます。大事に使おう!』

2021/08/03の振り返り
受付開始直前に長男がうんちしたいと言い出して”は、このときが最初で最後だったとおもいます。

「えーっ?あとすこしで病院のなかに入れるけど、それまでがまんできる?」などと、私が悠長なことを言っているあいだに、私より一番早く到着していた男性の患者さんが、ガードマンに声をかけて事情を伝えてくれました。

病院の受付開始前だったけれど、ガードマンさんが裏口から病院のかたへ直談判してくれたおかげで、長男と私はひとあし先に受付開始まえの病院の中へ入れてもらうことができました。

おかげで、当時の長男はおなかが痛くなることもなく、おもらしすることもなく、無事にうんちをすませて、すっきりとした状態で受診することができました。

いまにしておもえば…長男は、がまんできなくなったから、

受付開始直前に長男がうんちしたいと言い出して”しまったわけで。

それを聞いてもなお「もうすこしがまんできる?」って私は聞いたのです。

これは、ちょっと良くないリアクションだったなと。

自分の子どもの都合よりも、自分がまわりのことを意識してしまったのかもしれません。なるべくイレギュラーなことはしたくないな、って。

ところが、もうすでにイレギュラーな状況におちいっているというのに、通常運行でなんとかしようとした私。

いっしょに順番を待っていたほかの患者さんのほうが子どものことを気遣ってくれて、ガードマンに説明してくれたことからはじまって、我が家の親子の大ピンチな局面の打開につながりました。

このときのみなさん、とてもやさしくて、ほんとうにうれしかったです。
(いっしょに診察開始時間をまっていた患者さんたち、いつも順番整理をしてくれていたガードマンさん、いつも受付や手当をしてくれる看護師さんたちは、みんな我が家の長男のことを心配してくれました)

みなさんに、あたまを下げながら、ありがとうございますを伝えながら、無事にトイレにたどり着くことができました。ちょっとしたイベントでした。

きっと、長男は当時のことは覚えていないとおもいます。

だけど、長男がみんなからしてもらえたことは、きっと彼のどこかに体験として、経験として残っているのではないかな、とおもっています。

長男には、私たち親子がこのときに受けたまわりのひとたちからいただいたちょっとした恩を、いつかのどこかの誰かに、恩返しならぬ恩送りを自分でも気がつかないうちに実践してくれていたらうれしいな、とおもいます。
(私もね、長男とは比べ物にならないくらい、いろいろなひとたちにいただいた恩がある(生きている年数が違う!)とおもうので、せめて受けた分くらいは恩を送りたいとおもっています)

長男がうんちしたい”事件で、早朝にみた映画のなんちゃって二本立て編とか、iPhone用のBluetoothスピーカーを購入したことや、餅投げでお餅を拾ったこととかのエピソードは全部、おまけになってしまった感のある一日でした。

そうそう。そういえば”初回の英語スクールを終えました”という当時の長男(4歳)は、今年の夏は中学生一年生(12歳)です。

去年まで長男が参加していた英語スクールの夏休みイベントの「サマースクール五日間(小学生&保育園生対象)」に、今年はお手伝いボランティアスタッフとして参加しています。
(次男(8歳)は今年も通常参加。兄(長男)がいるのでかなりご機嫌)

当時”うんちしたい”と、自分のことをきちんと周りに伝えることがせいいっぱいだった長男がいつのまにか、当時の自分と同じくらいの子どもたちに先輩兼ボランティアとして接しているとおもうと、成長していてすごいなあとおもいました。

私も負けていられないな、と。(;^_^A
(いったい誰に何で勝負しようとしているのかは、さっぱりわかりませんが)

(良い夜を)

#日記 #我が家の日常 #暮らし #恩送り



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『いまでも親子で皮ふ科に通っていますか』