11月28日 フランスパンの日
2021/11/28の振り返り
フランスパンは好きなのですけど。
私、歯があまり良くなくて。
(良くないところばっかりだな…)
たしか小学4年生のときにケガで歯を折る(正確には前歯にひびが入って割れた)までは、糸切り歯でたいていの釣り糸を切ることができて、ハサミなんてなくてもどこでも切っちゃうぜ的な小学生でした。
(近所の小川での魚釣りにハマっていた小学生でした)
折れた歯の代わりの「差し歯」で過ごした小学生~社会人〇年生でした。
(その後、インプラント化→破損・抜去→ブリッジ化となるわけですが)
そんな「差し歯」時代、フランスパンにまつわるエピソードがあります。
本当に漫画やアニメのギャグシーンみたいな話でした。
当時、専門学校でコッペパンのフランスパン版?みたいなものが好きでよく食べていたのですが。
(残念ながら、現在は製造終了のようです)
フランスパンって外側はカリっとして生地はすごくもっちりしていますよね。
フランスパンといっても、比較的柔らかいものが好きで。
で、前歯でぐーっと嚙みこんで、噛み切って食べていたわけなのですが。
いまにしておもえば、手でちぎって一口大にして食べたほうがスマートで食べやすかったのでは?と気が付きました。
そんな、前歯でぐーっと噛みこんで、噛み切って食べていたある日。
「ミシッ」って感覚があったんです、差し歯のあたりにも違和感が。
痛みはなかったけれど、差し歯が外れてパンにもっていかれました…
Σ( ̄□ ̄|||)
いまにしておもえば、笑ってしまうのですが…そのときの私は。
瞬間的に、もう一度パンを噛んで差し歯を元の位置に戻そうとしてました。
いやね、たしかに戻ったのですけどね。やっぱり一度外れてしまった差し歯は簡単にまた抜けてしまうわけですよ。
(このあと、何度か歯医者へ通って治療(修理?)しました)
それ以来、フランスパンをほおばって噛み切る動作は封印しております。
(薄くスライスされたものは食べることができます)
*
そういえば、すごーく昔にランチで寄ったお店でフランスパンにオリーブオイルをつけて食べる「食べ方」があることを知ったときはびっくりしました。
(お好み焼きに「マヨネーズ」をかけて食べる「食べ方」を知ったときくらい、おどろいたことを覚えています)
フランパンは好きだとおもっていたけれど…具体的にどんなものが好きなのかじつはよく分かっていなかった…完全にイメージ先行だったということに気がつきました。
もういちど、フランスパンのどんな食べ方が好きだったのかをちゃんと考えてみて、ようやく思い出しました。
私が好きなフランスパンの食べ方は「ガーリックトースト」でした。
そっか、「フランスパン」という言葉と「ガーリックトースト」が私のなかではずいぶん離れた別々のところにあったようです。
「フランスパン」という言葉から思い浮かべるイメージは、買い物帰りの「紙袋」からはみ出したイメージがとても強くて、味よりも存在感が先にありました。
「ガーリックトースト」という言葉から思い出すのは、オリーブオイルとガーリックの組合せの香ばしさが前面に出ていて、ベースがフランスパンであったことをあまり意識していませんでした。でも、食パンで同じことをしてもこの風味は楽しめないかもしれないから、フランスパンがベースであることはとても大事なところなのだろうなあとおもいました。
*
なんだか無性にフランスパンが食べたくなってしまいました。
次にどこかのパンの売り場に行くことがあったら、きっとフランスパンばかりに目がいってしまうのでしょうね。
そういう、ちょっとしたきっかけで、普段とは違うところを気にしたり、興味が出たりする現象がけっこう好きです。
私の感覚が、常にまわりから、外的な刺激によって、揺さぶられていて、ぶれていて、振れていて、その幅は大きくなったり小さくなったりして、いつどこで何に反応するのかによって、どこに向かうのかちょっと分からない。
どこに興味が向かうのかよく分からない感覚が、案外楽しかったりします。
たとえ外的要因があったとしても、きっとそれは自分好みの「いきあたりばったり」なので。
今度、フランスパン縛りでパン売り場の新規開拓へ行ってみようとおもいます。
(良い一日を)
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