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濁点をつけて会話する

我が家には小学校6年生の男女の双子がいる。
もうすぐ母歴12年。
ワンオペ歴12年目の母と、根明な息子と、読書が好きな娘の日常。

小学生のいる生活はなかなか楽しい。

なぜかというと、大人同士では思いつかないようなことが起きるから。


息子:濁点をつけてしゃべってみて

母:・・・?

息子:ごんなぶうに、まねじでみで。

母:ごれでいいの?(やってみてもらうとわかるけど、結構頭を使う)

息子:ガタガナージにだぐおんをづげないでじゃべるガードがあっだがら、ぎゃぐをやっでみるどおもじろいがなどおもっで。やっでみだらむずがじぐで、あだまがごんがらがった。

(意訳)カタカナーシ(というカードゲーム)には「濁音を使わないで話す」というルールがあり、逆をやってみると面白いかなと思ってやってみたら、難しくて頭がこんがらがったから、母にもやらせてみようと思った。

なぜか必死に話すために、声が低くなっている息子が面白い。
母:ぞうなんだ。だじがにむずがじいね。

息子:でじょ。がっごうでやっでみだんだけどたいへんだった。ぢがっだ。だいべんだった。

「だいべん…??」


小6男子が反応しないわけがない。
じわじわ笑いだして、二人で笑いすぎて終了。

「大変がだいべん」になった!
と息子は大発見をしたかのように娘に自慢していた。

娘は白い目で見ていたけれど、子どものいる生活は面白い。

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おぎ
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