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さよなら油壷マリンパーク

2021年9月30日をもって、大・大・大好きな水族館、油壷マリンパークが閉館することになりました。

我が家には小学校3年生の双子がいるのですが、初めてここを訪れたのは、双子が5歳のときでした。

あれから3年。

いつでも行けると思っていた水族館は施設の老朽化を理由に閉館するといいます。

こんな時期だけど、感染対策をして家族で最後にもう一度行ってみよう。
そう話し合って、最後の油壺マリンパークへ行ってきました。

あいにくの曇天。でも入り口には入場を待つ列ができていました。

まずは入り口。大きなサメの口からスタートです。

メガロドン(ムカシホホジロザメ)の歯型がお出迎え。
サメの口の中に入って撮影できるスポットだけど、必死に撮影する双子。

入って正面には、どこか懐かしさを感じるタイルアートの海の世界。

入り口左手に展示してある相模湾沿岸の魚類のパネル。

昔眺めていた図鑑のようなこの展示に一気に魅了されました。

どこか昭和を感じさせる水族館。油壺マリンパーク。

シロチョウザメ飼育49年目…。
長寿おめでとう。プールの塗装の色からも、歴史を感じます。

きれいなクラゲがいたり、

ウツボがいたり…

3mのマンボウが現れたり…

奥に歩みをすすめると…

伝わるでしょうか。このオリジナルな雰囲気。
魚のショーの開幕です。(撮影2021.5.1)

水槽が分かれていて、ストーリー仕立てになっているのです。
ちなみにこの日、魚たちは登校をしていました。

魚の国立 なかよし小学校にはまだ誰も生徒たちは登校していない様子。

1時間目は算数。日直のイシダイ縞七くん?は不在です。

2時間目は国語でしょうか。やはりイシダイ縞七…。

3時間目は、音楽なのか、体育なのか。ここにいるのがイシダイ縞七?

最後は下校して終わり…となっています。

なかなか趣のある展示です。

その他にも…
ウニが地元三浦のキャベツで飼育されていたり…。

ウニがキャベツを食べているのは、なかなかの衝撃映像でした。

2階には、かつて東洋一といわれた回遊水槽もあります。

こんな楽しい水族館なのです。

今回、改めて訪れて…魚のショーを見ていて、「あれ?」(撮影2021.9.5)

何かが違うような…。前来たとき、学校だったよね?

学校じゃなくて、水族館になってるんだ!

算数の授業風景はチケット売り場に。

国語の授業はレストランに…!
(ちなみにどれも本当にレストランの人気メニューです)

音楽か体育の授業は、ショーの時間に!
ここにいるのはイシダイ縞七くんでしょうか…。

最後はおうちに帰ろう でfin。
この展示の細やかさ。飼育員さんたちの気持ちが伝わってくるようでした。
来てよかった。最後に来てよかった…。

【追記】
こちらの魚のショーについて、以前は実際にショー形式で、司会のお姉さんがいて、学校を模した模型の中でライトを点灯させたりすると、魚群が動いたり、電気ウナギが電気をつけたり…とショーが行われていたとの情報をいただきました。そんな歴史があるショーだったんだな〜。

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外には、ペンギンがいたり、カワウソがいたり屋外でも楽しめます。

そして何より楽しみにしていたのは、油壺マリンパークのイチオシ。
屋内大海洋劇場「ファンタジアム」で行われるイルカ・アシカショーです。

今回は整理券が必要とのことで、事前に予約していきました。

全天候型屋内施設なのです。

レースの質感が時代を感じさせます。

背景のセットも凝っていて、演目ごとに毎回工夫して作られています。

イルカショーにでているイルカのうち、2頭は全国で飼育されているイルカのうち2番目、3番目に高齢の40歳だといいます。

オタリアが楽器を演奏したり、イルカがコーラスをしたり、とにかく今まで見てきたショーとは一線を画す、唯一無二のここでしか見られないショーなのです。

最後のご挨拶シーン。

私たち京急油壷マリンパークは万感の思いを込め、53年の歴史に幕をおろそうとしています・・・・(中略)さぁ、いよいお別れです。最後はここファンタジアムのイルカ・あしかパフォーマンスでいつも言っているお決まりのセリフで、皆様とお別れをしたいと思います。

それでは準備はいいですか?

(イルカたち)キュー

また皆様にお会いできる日を楽しみに。それではみなさんお元気で!





涙腺崩壊…。
涙なくしては見られないラストでした。

最後に行けてよかった!!

これから行かれる方は、コンビニで指定前売り券をお買い求めの上行かれることをおすすめします!



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