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志村けん 160の言葉

「志村けん 160の言葉」を読ませて頂きました。

作者は志村けんさんです。

本の内容は、志村けんさんが過去にテレビで発言された言葉をそのまま切り取った内容です。

本を読むことで、志村けんさんの人柄がすごく分かります。シャイで真面目。お笑いのことを常に考えている方なのだなと分かりました。

本の中で、参考になった箇所はたくさんあります。例えば、お笑いは動き7,言葉3だと。だから、お笑いほ世界でも通じるは、なるほどと思いました。

自分は動きが得意ですが、言葉扱いに憧れがあり、話すことばっかり気にしていました。

しかし、志村さんは違います。徹底して苦手なことはしません。トーク番組は安くすむし、自分の素性ぎ分かります。コメディアンとは基本自分のことは見せないものという哲学が志村さんにはあります。だからトーク番組は出ませんでした。

志村さんは、お笑いには徹底して向きあっていました。飲んでも町中でもお笑いの事に費やし、コントに結びつけていました。

夜は基本、不眠症で、人が寝る時間がもったいないらしく、仕事終わりは頭が興奮して、逆に寝れません。だから、その間、お笑いのネタを書いたり、映画や本を読んだりしたそうです。

映画を見るのは、自分がコントを作るときに、このカット良いなや顔や内容、照明などお笑いで常に活かす為です。そして、映画などのテレビを見るときは、隣にメモ用紙を用意してメモをしていたそうです。

だから、たくさんメモがあったそうです。そして、自分の部屋には、自分や撮りためたビデオ・DVDを置いていて、部屋がパンパンだったそうです。その為、部屋に仕事仲間・製作者を部屋に呼んで、自分の仕事の価値観を遠回しに伝えました。

これだけ自分はお笑いと向き合って、時間をかけて、こだわりがあると。だから仕事でテレビ関係者と関わって仕事について言い合う時に、なぜこだわっているか分かってもらおたかったそうです。そして、何も言われなかったそうです。

志村さんは飲みが好きです。それにも理由があります。それにも訳があります。1つはもちろんお笑いのネタ探し、そしてもう一つもお笑いの為でした。

人は飲んだら、嘘がつけなくなります。だから、定期的に人と飲む事によって、人の価値観を学んだり、相手を知る事ができたそうです。飲むことにより、相手を知り自分を知ってもらい、仕事以外で信頼関係を結び仲良くなっていたそうです。

また、お金を稼ぐが、使い道が分からず、お金を減らす為に飲んだそうです。

お笑いの仕事など、物事に対する向かい方を僕は学びました。

お笑いとは考えて作り込まれたもの、だからアドリブばかりだとすぐに飽きられるそうです。多少は計算が大事でベタをよく大切にされたそうです。

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