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「バカボンのママはなぜ美人なのか」 柴門ふみ

柴門ふみさんの「バカボンのママはなぜ美人なのか」を読みました。

この本は、女性の嫉妬の正体とそれの対処の仕方が書かれています。


柴門さんは漫画家をしています。

この方は、四国出身で、小中と付属の一貫校で育ちました。その時、小学校では1・2を争うくらい勉強ごでき運動ができビジュアルでも良かったそうです。ただ、中学になると受験で外部からそかの子達が入ってきました。

その時に、今まで一番だったのに勉強スポーツビジュアルで負けたとはじめて思い知らされたそうです。努力に努力を、重ねてもこの人達には敵わない。そこで嫉妬をすごくしたそうです。

本題に入ります。この本のタイトル「バカボンのママはなぜ美人なのか」はすごいキラーフレーズです。普段立ち寄らない本棚のとこで引掛かってつい手に取りました。

このタイトルの本題には本文でなかなか触れませんでした。最後の後書きで詳細が分かるのですが、バカボンのママはなぜ美人なのかというと、嫉妬されないからです。

つまり、夫と息子がちょっと抜けていて、周りからしたら羨ましいと思われず、むしろバカボンのママは気の毒だと思われています。だから嫉妬をされないのです。

美人がファッションに気にかけ、ハイスペ男子を色気で落とす。これには普通の女の子からしたら面白くないそうです。というのも、自分ご努力しても敵わないからです。だから、そういう人には陰口を叩くそうです。美人には元が良いんだから、他の人に譲って控えめでいてくれるからこそ、他の女の子と釣り合って対等にフェアになるのでは?と作者は説いていました。

嫉妬しない方法としては、全く自分と関わりがない人。それから自分が手に入れたいからこそ、身近な人が手に入れたら嫉妬するわけで、自分より同等かそれ以下でいてほしい。だから、優位に立ちたいということで、その人に私はここだけは負けていない。など、そう思い、心にゆとりをもつことで余裕が生まれるそうです。


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