見出し画像

自分のこと、知ってる?セルフイメージとは?

新年度がスタートして1ヶ月が経とうとしていますね。
もうGW間近。休暇を取りつつ、目標の見直しを考えていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
 
余談ですが、アニメをきっかけに久し振りに漫画「葬送のフリーレン」にはまっています。
漫画にはまるのはどれくらいぶりでしょう?
かれこれ10年振りくらいかもしれません。
作中、10年を「人生の100分の1にも満たない」というエルフのフリーレン。
普通の人間の人生をおよそ100年と設定すると、100年の100分の1は1年に相当します。
1年。春夏秋冬ぐるっと、あっという間です。
でも短いから価値がないわけではなく、世の中には短いからこそ教えてもらえることも沢山あります。
フリーレンが「どうして知ろうとしなかったんだろう」と大粒の涙を流すシーンは貰い泣きをしてしまいました。
そして、私のお気に入りのセリフは作中の『イメージできないものは魔法では実現できない』というセリフ。
詰まるところ『イメージできるものは魔法で実現できる』ということだから。
どれだけ世間の多くの人が「出来ない」と言っていても、自分が具体的にイメージできることは実現できるということ。
それは、ユーベルが体現していて、1級魔法使いの認定試験の際、誰も破ることのできない鉄壁の守りのブルグ一級魔法使いを「だいたい何でも切る魔法」で最も簡単に殺してしまいます。
ユーベル曰く「イメージの問題なんだよ。切れると思ったら切れる」。
納得です。

皆さんはご自分にどんなイメージを持っていますか?
新たな出会いが始まる時には「自分ってどのように見られているのだろうか」ということを意識する機会も多かったのではないでしょうか。
その中で「このように見られたい」という願望も出て来ますね。
そして自分はこんな人間だ、というセルフイメージと周りの人からみた自分にイメージの差を感じられる方も少なくないと思います。
客観的に自己分析を行う手法では「ジョハリの窓」がよく知られていますね。
ジョハリの窓とは、①自分も他人も知っている自己「開放の窓」
②自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己「秘密の窓」
③他人は知っているが、自分では気づいていない自己「盲点の窓」
④自分と他人も知らない、誰からもまだ知られていない自己「未知の窓」
の4つがあり、端的な表現ですが、①の「開放の窓」が大きいほど、コミュニケーションも潤滑に生きやすくなるというもの。
そもそも「自分」とは一体何者なのでしょうか?自分が自覚している自分とは?考えてみましょう。
 
自己紹介をする際、どこで生まれ育ち、何が好き/嫌い、得意なこと、苦手なこと…これらは自信が今まで経験してきた中で「自分とは」を自覚されているかと思います。
また、自分はどんな人間であるか…ということは、近しい人間関係の中で「あなたはこんな人だ」という評価も、意識的に、または無意識的に参考にされているかと思います。
「あなたは勉強ができるね」「運動が得意だね」という世の中ではポジティブに受け取られる評価をされてきている場合、あなた自身「自分は勉強ができる」「運動が得意」と前向きに自分自身を捉えられているかもしれませんし、逆に、勉強や運動が苦手なんだね、と評価を受けた場合、ネガティブに捉えているかもしれません。
しかしながら、果たしてそれが事実なのでしょうか?
たまたま、その時に上手くいかなかったことを「上手く出来ない」とレッテル貼り・自覚してしまうことで「上手く出来ない」自分を実現しているだけかもしれません。
人は色々な要素の積み重ねによって、自分が自分である自覚が作り上げられていきます。
自分を形成する要素。
日本人、または自身の戸籍のある国の人間であること。
家族構成や育てられ方、好きなこと、嫌いなこと。よく言われてきたこと。良いも悪いも貼られてきたレッテルなどなど…

でも、思い込んできたことが覆ることだって、人生の中で経験したことがある方もいらっしゃるでしょう。
例えば、トマトが苦手で食べられない、という人が居たとします。
理由は「食感や独特の青臭さが苦手だから」。
でも、ある時、とっても良い食感で臭みもなく甘くて美味しく感じるトマトに出会い、それ以来、美味しいトマトは好きで、美味しくないトマトは嫌い、という変化を経験したとします。
振り返ると、一番最初に食べたトマトが美味しくなかったから嫌いになったけれど、もし美味しいトマトに出会っていたら好きになっていたかもしれません。
そういえば「トマトはまずい」って言い聞かされていたから、そうだと思い込んでいたのかもしれません。
 
「あなたには出来ない」といつか言われたことや、些細なことが原因で苦手意識を持ったり出来なくなっていたことも、もしかしたら、簡単に、むしろ誰よりも上手にできることかもしれません。
実は「自分はこういう人間である」という思い込みが、自分を形作っているという要素も大きいのです。
…ということは、「自分はこういう人間である」=「セルフイメージ」を適切に保つことで、より良い自分らしい人生に繋がっていく可能性があるということですね。
そう考えると、今まで苦手だったり出来なかったことってもしかしたら出来ることなのかも…そんな気がしませんか?
 
以下のURLに「セルフイメージ」について、詳しくまとめられているのでぜひご参照ください。

一方で、「セルフイメージ」を作る際、世の中で歌われている「成功」「幸せ」「名誉」の形に囚われて、自分自身の「成功」や「幸せ」から遠ざかってしまう罠には気を付けたいですね。
あなたの幸せの形はあなたにしか導き出せませんから…
人から植え付けられた「成功」「幸せ」「名誉」ではなく、自分自身の幸せな人生についても考えて行きたいものです。

セルフイメージ診断テストもあるようですので、お試しにどうぞ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?