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通販始めたけど、儲からない⁉

ってお話、よく相談されます。裏返って「ECサービスってどこ使えばいいの?」もメチャクチャよく聞かれます。

今回はそんな相談に毎回答えている内容をざっくりまとめて回答しておきましょう。

EC、甘くないで。

と。
で、ざっくり最低ラインで月商100万円くらいで考えないとECサイトって開く意味ないです。

この数字、@500円なら毎日コンスタントに90個ほど販売する規模。
単純計算だけど、500✕90✕24=1,080,000。

店舗販売でこのくらい捌けているなら、追加販売? で通販を考えるとなると、発送と製造(仕入)計画が必要な規模に迫ってくると思えます。

一番は人員の問題ですね。毎日コンスタントにそれくらい売れていけばよいですが、実際はまぁなかなか難しいと思います。月末に集中したり、週末に集中したりと偏ります。

その時、今の人員でまかなえるのか⁉

お客さんの姿をちゃんと意識してる⁉

割と多いのがBASE始めたのに売れない〜。やっぱり楽天にしないと駄目なのか? と。

このパターンの方、共通しているのが「お客さんの姿を意識してない」ってことで、購買パターンを勘違いしてます。

通販って、人に言われたから買うわけじゃないです。

この特徴の方、ほど皆さんSNSに期待していて、フォロワー増やしたのに売上が増加しないっ! って話されます。

それは当然売れないわけで、通販を利用する場合、お客さんはほぼ、「何らかの問題を解決するために、その商品を買えば解決すると判断する」から購買に至ると考えないと駄目なんです。

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ことほむ内部資料の一部ですが、たとえば上図のように分ける例。

これくらいでもやるとやらないとでは全然違ってきます。
あと…

Googleのインデックスされてるってどういう意味?

という「仕組み」を知ってないと、なんかブログを書くと良いとか言われたから、日記を書き続けてるけど売れないってパターンに陥ります。

Googleってものすごく単純で、「目次」を自動的に作っているだけなんです。そして検索する言葉に合わせて、「それっぽい目次を関連しているんじゃないかと思われる順序」に並べて表示してくれているだけ。

つまり「検索してくれる人」目線でインデックスとか内容を書いておかないと、タップ(クリック)すらしてもらえないどころか、検索結果に表示されない

たとえば、「ラーメン 美味しい 金沢」って検索すれば、だいたい以下のようになるわけで、この時考えなきゃいかんのが、検索キーワードの意味。

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検索人はどのような問題を抱えているのか?

この場合「ラーメン 美味しい 金沢」と3つのワードが並んでいます。

想定される問題は…

1.お昼ごはん・夕ご飯を探している
2.自分の中で「美味しいラーメン」探しをしている
3.だれかとラーメンを食べに行く約束をしてるので、何軒か知っておく
4.インスタントラーメンに飽きてきた
5.先日行ったラーメン屋リベンジ(食べ直し)

5つくらい考えましょう。

じゃ、それぞれのケースでどんなインデックスの言葉が並んでいたら、タップ(クリック)してもらえるでしょう。

そして問題を解決できる方法、または商品を提供できるのでしょうか?

もし可能であるなら、解決できるまでの「プレゼン」を用意してあるインデックスタイトルをGoogleに登録しておきたいですよね。

ケースバイでページを用意

複数の解決プレゼンは1ページに書いちゃ駄目です。Googleのインデックスは1ページで1個しか登録できません。

プレゼンの分だけページを作らないと駄目です。それに見る側にとってみたらそのページの情報が信頼に足るか否か、ページの雰囲気で判断します。

それが「ページデザイン」の要素です。

そういうの組み立てやすいのが「ブログツール」なんですよね。
だから「ブログが( ・∀・)イイ!!」って言われちゃうんです。

諸々すっ飛ばして、ブログが( ・∀・)イイ!! だけ独り歩きしてて、こうした仕組みがわかってない上で日記書いちゃうから、読んでもらえないんですね。

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それをまとめたのが上図。やっぱりことほむ 合同会社内部資料だけど。

自分ごとに置き換えてみたら、いろいろ納得すると思われるのだけど…

BASEだからとか楽天だからとか関係なく

Googleでちゃんとインデックスされれば、問題解決のためにページは見てくれます。でもね、期待している内容じゃなきゃサヨナラなわけです。

その判断時間およそ0.2秒。瞬殺以下。

自分でもそうじゃないですか? 怪しそうなページはスルーするし、大したことが書かれていないページって、なんか経験から雰囲気で感じませんか?

だからイラスト使ったり、漫画にしたり、動画にしたりってあらゆる手段が存在しますが、基本は「ことば」。

検索インデックスに登録されて、表示されなきゃ永遠にたどり着けん。

あとは商品の特性によって「リピートされるか、一見さんで終わるか」

一見さんで終わるっぽいなら、メルマガ使って忘れられないようにしなきゃダメだし、リピートされるならキャンペーンとかでメリハリを付けなきゃ。

あ、このキャンペーンのときに「ウェブ広告」を使うと効果的なのね。

でもこれって、小売の基本だから、釈迦に説法でしょう。

ネットだからってそれやらなくても…なんてことはない❢

めんどくせぇ。やってられん。と思ったら、ネットには手を出さないほうが良い。せいぜいGoogleビジネスに店舗情報を載せておくくらい。

ECサービスは「物流」で選べっ!

最後はこれ。Amazonと楽天の大きな違い。Amazonは流通を自分で持っている。この他にも自分で発送できるオプションもあるけど、基本はAmazonの倉庫で管理されて発送される。

楽天は倉庫を持ってない。物流は自前で用意。

この差は倉庫保管料とか送料に影響されるほか、販売量をグラフ化して分析できる生産(仕入)管理とかに影響する。

自前でそういう仕組を作るか、流通側はAmazonのシステムに頼って、生産管理は自前で構築しておくかって判断。

Amazonの流通に乗せたくなければ(乗せられなければ)非アマゾンで考えれば良いと思う。

コンテンツが大事でしょ?

ことほむ 合同会社はウェブサイト制作を請け負っていないけど、代わりにこの「コンテンツ設計」と「コンテンツ制作」は請け負ってます。

ケースバイを用意するのはなかなか大変で、内容を調査したり、取材したりすることは骨が折れます。ちなみにほとんど観光コンテンツを作ってます。(ウェブサイト制作よりコストが掛かる場合が多いし)

キャンペーンの企画とかもコンテンツ制作に入ります。

と、こそっと宣伝を書いておきながら、そこそこのセミナーで聞くような話をサラッとここ(note.com)に残して、今回はこのくらいで。


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