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広告デザインのこの先に重要な手法。JR東海のCMって、昔から使ってたわっ!

知っとるか? 令和の小学生っ! 東海道新幹線はダブルデッカーが走っていたことがあんのやで。改札にもちゃんと人がいたんやで。

あ、まぁ前の記事でシンデレラ・エクスプレスのYouTube観て、ちょっと震えたので…ファッションってすごいなぁ。これが歴史の面白いとこ。

メディアミックス・・・⁉

シンデレラ・エクスプレスのキャンペーンもそうだけど…

そうだKYOTO、行こう。

は四季を通じて今でも流れてて、まだ新幹線がダブルデッカーだった頃の名古屋駅西口(今は太閤通口と名前が変わっているし)には、巨大ビジョン(今思うとそんなにでかくはないが…当時はデカかった)で繰り返し流れていた時代があったのだ。

今は銀時計に変わってしまったけど。

そして、新聞・雑誌・ポスターなど、メディアをまたいで展開していたので、「メディアミックス」と呼ばれていた手法なのだけど…

これって初期の「トランスメディアストーリテリング」だ。

なーんだ。ドラクエか。(笑)

トランスメディアストーリーテリングは、昨年くらいからちょっとごく一部のマニアなマーケターの間で話題に上がってきていて、コトラーが取り上げただの何だので。

日本語訳されたものがそのうち出てくると思うのだけど、それまでは頑張ってこれ読んでいたんですよ。

簡単に言えばほんとにドラクエ。
断片的な情報をあらゆるところに散りばめて、それを観た人が自分の頭の中で勝手にストーリーとして組み立てる。

京都のある場所で撮影されたCMは、簡単な場所しか出てなくて。
でも当時はネットとかまだないので、現地に行くとCMの詳しい解説が得られたりして、撮影裏話が聞けたりっていうこともあった。

これが実際に京都に行った人と、未だ行ってない人の「差」になっていて、CMで観た景色と同時に、その話を聞いてこようって出かける人も少なくなかったかと。(僕の周りでは結構多かった)

それが現代ではネットもあるわけなので、もっとヒントを散りばめられる。漫画だって、小説だって、ゲームだって簡単に発表できるインフラが整っているのだから、これらを総合的に使ったエンターテイメントとして、旅行を組み立てていける仕掛け人って、必要になると考えているんですよ。


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