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観光事業がアフター・コロナに向けて準備してほしいこと

MATCHAの青木氏がnoteで「訪日外国人が戻るまでのシナリオ」という記事をアップされてました。私たちの会社もこんなタイミングですが、社名変更というイベントを控えており、また今後の見通しを予想するためにも前回の疫病パンデミック「スペインかぜ」の記録を調べました。発生した1918年(大正7年)から2年後の1920年(大正9年)まで、報道資料ベースですが現代も当時とさほど変わらない対策が施されている印象を受けます。ただ当時と違うのは経済状況で、GDPマイナス成長の現代に比べ、大正7年のGDPはプラス成長だったということ。そのおかげで当時の経済的な損失は少なかったようで、今回のコロナショックに関連するケースには当てはまらないことは前提として考えていないといけません。それでも青木さんが書いている通り、インバウンドの拡大傾向としては大変参考になると思えますが、まずは日本人が楽しめなければインバウンドも何も、観光事業の復興は特定の地域だけの話になってしまいます。

今やるべきことは、まず日本人観光客が楽しめる情報と環境を整えること。

新型コロナウィルス感染症が流行る前から私たちが活動していることなので、とりわけこの状態だからだというわけではありませんが、いつもよりも時間が取れることは間違いないと思います。私たちの活動をまとめた電子書籍を制作してみましたので、よかったら読んでみてください。(非リフロー型なので、タブレットなど大型画面でで読んでいただくことが前提です)

内容は下記のようになっています。

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分野の違うあるテレビ番組制作ディレクターさんにも読んでいただいたのですが、これからの番組制作に使える考え方でもあるので、非常に参考になりますとコメントを頂きました。

簡単にまとめれば、PRする対象を絞り込んだ現在のマーケティング戦略を観光事業に取り込む方法とその一例を書いています。誰しもある一定の分野ではマニアックであり、興味のない分野に関しては一般人の立場になるという考え方を元にしています。

たとえばありがちなコピーの作り方ですが、同じ写真を使ったとしても、メッセージを向ける人は変わりますし、捉える方も変わります。

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実際はここにプラスして解説ツアーとか、補足ウェブ・サイトとか小冊子とかが作られるわけですし、私たちはここに漫画要素やアニメ要素を持ち込むことで、サブカル層にも訴えようと提案しています。

細かな流れは電子書籍を参考にしてみてください。


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