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「早稲田一の愛されリーダー(後編)」今野泰齊さん_早稲田生インタビュー#055

前回に引き続き、今野泰齊(こんの やすなり)さんにインタビューをしました!後編では企画サークルに収まらず、今野さんの活躍がさらに詰まった内容となっています。


ーーー「 バカなことは、人生を面白くしてくれる」ーーー

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立石:では企画サークルの方に戻りますが、やってきて良かったと思うことを教えてください。

今野さん:今まで結構真面目な性格だったんですよ。中高は生徒会長だったし、弁論やったり。ただその頃から面白いことはめちゃくちゃ大好きだったので、大学入ったらどちらかというと、勉強より面白いことやバカなことをやってみたかったんです。
このサークルでバカなことする仲間に出会って、「意外と人生もっとふざけてよかったんだ」っていう風に 思ったことですね。

立石:なるほど…

今野さん:「バカなことをする」ってなんの意味もないことだけど、めちゃくちゃ人生を面白くしてくれる要素だなって思えたのが自分の中で大きいです。
この価値観は、これからの人生で大きな転機を迎えた時に、「とりあえずおもろい方に行ってみるか!」というくらいの気持ちになれるんじゃないかと思ってます。

立石:同じ時間を過ごすんだったら面白く、笑って過ごす方が絶対いいですよね!
楽しくなるかは自分の見方次第だなって思えました(^^)
サークルの雰囲気はどんな感じなんですか?

今野さん:このサークルは、割と「自分の居場所」として思っている人が多いのかなって思います。あとは、自分のキャラとか自分の面白さを出すのは大事ですね(笑)

立石:なるほど~!1人1人違った色があると楽しいですよね。

今野さん:「自分って何なんだろう?」「自分のできる馬鹿って何なんだろう?」っていう沼にはまってずっと考える人もいたりとか。

立石:そういうことまで考えちゃうんですね(笑)

今野さん:「サークルなんだから楽しんでりゃいいのに」って思うこともあるんですけど、これから生きて行く上ではどのコミュニティに行っても「個の力」って絶対にいるし、持っていると強いと思うので、そういう部分では今良い経験が出来ているのかなと思います。

立石:自分のキャラクターを持っている人って確かに素敵ですよね。
企画で人が思いつかなさそうなことを思いつくってすごく難しくないですか?

今野さん:そうですね、この世にもうなくなったんじゃないかな、もう出尽くしたんじゃないかなって思ってます(笑)
いつか俺らテニスサークルとかに変えた方がいいんじゃないかなとか(笑)

立石:「昔は企画サークルだったんだよ~」みたいな感じですか(笑)
めっちゃ面白いですけど、なんかそれちょっとショックですね(笑)


ーーー「 早稲田祭テーマソングの作詞も…!」ーーー

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立石:では次の質問です。大学生活で頑張ったこと、これから頑張ろうと思っていることを教えてください。

今野さん:いろんなことしましたね。2年生の頃、新歓期にイベントハウスを貸し切って、早稲田のエンタメサークル、ダンスやバンドのサークルとかいろんな人を集めて、200人ぐらいのキャパのイベントをやったりしました。企画サークル以外の人とも関わりたいし、もっと早稲田を知りたいと思って。

それから、早稲田祭のテーマソングって学生が応募するんですけど、去年は30バンドぐらい出したんですよ。そこで僕音楽とかすごく好きだったので、音楽経験はなかったんですけど、身近にそういうのをやる人がいたので「一緒にやらないか」ってなって、作詞したんですけど、その曲が2019年度の曲になったんです(笑)

立石:えーすごいですね!! 後半に来てさらにすごい話のネタが出てきてびっくりしてます(笑)

今野さん:あとはお笑いが好きなので早稲田祭で漫才やったりとか、自分のやりたいことしたりいろんな人に会ったり、そういうのはすごく自分の大学生活の中で頑張ったかなと思います。
いろんなところに意識を向けて「自分って何が好きなんだろう」とか「自分のやりたいことってなんだろう」とか「どういう人が俺は好きなのか」とかを探すことが、この3年間すごく多かったなって思います。
それが今の自分の人間関係だったり、自分の能力、人間性を作っているので「やっていて良かったな」って。

立石:今野さんは創作能力がもともとあることに加えて自身もアンテナを張っているから、いろんな人からそういう風に話が来たりとか機会が多いんですね。

今野さん:いや、ありがたいことに(笑)

立石:いろんなサークル集めたりするのってすごく大規模だし大変ですよね?

今野さん:20団体きたんですよね。「とりあえず呼んどけばいいだろ」ってやったら「めっちゃ大変じゃん!」みたいな(笑笑)
早稲田の飲食店の協賛をお願いしたり、書類作成とか裏回りの仕事やったり、団体とのやり取りしたり、あれはいい経験でしたね。

立石:そういうのってこれからめちゃくちゃ使えそうな事ですもんね。

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↑かっこいいですね。大規模な分やりがいも大きそうです!

今野さん:今は社会的な責任を負わなくていいので、それが大学生活のいいところだと思います。自分がやってみたいことはやりたいと思えば本当にできるんですよね。

もし成功したら自分の大学時代のアイデンティティくらいのものになるし、失敗してもまあそんなにマイナスではないし、むしろ長期的に見たらプラスかもしれない。
「社会に出る前のいい実験場」
と思うので、新入生には「気楽に好きなことをやった方が絶対に良い」と言いたいですね。

それにいろんなことをやってると「あいつはいろんなこと挑戦していてすごい」ってなって、そうすると必然とまたそういうすごい人たちが集まってくると思うので、興味がある子はとりあえず動いたらあとはなんとかなるんじゃないかなって思います。

立石:いいですね(^^)素敵な考えだしその通りだと思います!

今野さん:早稲田の飲食店の方とか大人の方とも仲良くなれて、道で会ったら「おう!」みたいな(笑)
夜遅くまで一緒にお酒飲ませてもらったり、本当に大好きな人が増えて、大好きな街になったのですごく良かったかなって思いますね。
優しい方が多くて学生街ならではの温かさだなって思います。

立石:今野さんがこれまでやってきたことのお返しですね(^^)いい人が多い街なんですね!

ーーー「 学生との繋がりが強いお店」ーーー

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↑この良いお写真をどこで使おうかと迷った結果。

立石:早稲田大学の周辺や高田馬場でお勧めの場所教えてください。

今野さん:ありすぎて困りますね。
早稲田はいい街ですよ、本当に…マジで良い街だと思います。
実家が宮城なので、宮城も大好きなんですけど、ただ「第2の故郷って本当にあるんだな」って思ったのが早稲田ですね。

立石:わ~、自分の大学の周りをそういうふうに言えるのはいいですね(^^)
絞れそうですか?笑笑

今野さん:マックとか言って逃げたいですけど、でもやっぱりあれかな…1つは「Whistle CAFE(ホイッスルカフェ)」っていうところで、オーナーさんが46歳の男性の方で奥さんとお店やっているんですけど、地域密着型の典型的な成功例といいますか…学生との繋がりがありえないぐらい強いっていうカフェがあって。

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今はコロナもあってあまりないですけど、前だったら貸切りで色んな集まりに使われるようなカフェです。そこのオーナーさんとすごく仲が良くて、プライベートでご飯とか行ったり(^^)

立石:めちゃくちゃ仲良しですね! いいですね。
オーナーさんはおしゃべりするのが好きなんですか?

今野さん:大好きですね。めちゃくちゃしゃべりますよ。何人かで飲むときもオーナーが話回してくれるんですよ。深夜3~4時まで深い話をしたりとか、若さがありますね。そのお店にはすごく感謝をしているので大好きなお店です。

立石:卒業してからもずっと会いたくなっちゃう人ですね!素敵な方ですね。


◇Whistle CAFEさんのツイートをさかのぼると、なんと「やっち生誕祭」…!!?
愛され具合が半端なくて言葉が出ないです(笑)

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今野さん:もう一つは「居酒屋もちだ」というところです。ちょうどできて1年ではあるんですけど、もともとは酒屋さんだったんですよ。80年ぐらい前からずっとやっていて、「そのお店が閉まる」というのを、そこでバイトをしていた清武さんという方が聞いて、そこで居酒屋をやりたいってなって始まったんです。

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「大人と学生が繋がれる場所」というか、人との交流がすごい活発な居酒屋で、早稲田っぽいです。早稲田を好きな人が多いし、学生は「大人と繋がりたい」と思ってもなかなか無いんですよね。縦を繋いでくれるお店が「居酒屋もちだ」だなって思います。清武さんも明るい人で、すごくコミュニケーション能力が高い方なのでその方ともよくさせてもらってます。閉店後とかに「一杯いこうか~」みたいな(笑)

立石:今野さんは学生との繋がりを大切にしてくれるお店が好きなんですね。

今野さん:そうですね、すごい好きですね、人との繋がりは。

立石:オーナーさんもすごいなって思うんですけど、大人というか、オーナーさんとそういう関係になれるのがすごいなって思いました。関係性をつくるのが上手ですよね。

今野さん:やあ、本当に感謝ですね。

立石:では次に、自分の部屋のお気に入りの場所を教えてください。

今野さん:ベッドの上ですかね~。めっちゃでかいんですよ、セミダブルで(笑)

立石:めちゃくちゃでかいですね!笑

今野さん:大体はベッドの上にいるんで、ラインとかする時もテレビ見る時も、笑う時も泣く時も、酸いも甘いも。

立石:酸いも甘いも(笑笑)

今野さん:夜はよくおつまみと一緒にお酒飲みながらテレビ見て「えぇな~…」って。

立石:なんかその言い方渋いですね(笑)
それでは、質問は以上となります。内容が盛りだくさんで楽しかったです!
ありがとうございました(^^)

今野さん:はい、ありがとうございました!

おそらくこのインタビューだけでは今野さんの魅力を一部分だけしか伝えられていませんが、様々な経験をし、その結果多くの方に愛されているということは充分すぎるほどに伝わってきました。
きっとこれからも沢山のファンの方々に愛されながらご活躍されると思います。陰ながら応援しています…!

インタビュアー:立石恵梨奈
構成・編集  :立石恵梨奈
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