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和三盆糖とラム酒について

「和三盆糖」と「ラム酒」、一見つながりの無さそうなこのふたつが、実は密接な関係を持っている。そんな話をしようと思います。

和三盆糖について

和三盆糖(わさんぼんとう)、江戸時代に生まれた国産のお砂糖。

実は香川県の名産品。

和菓子や料理に使われたり、そのまま固めてお干菓子として食べたり。
 
このお干菓子が落雁と混同されたりもしますが、落雁には米粉など和三盆糖以外のものが混ぜられています。(どちらが良い悪いという話ではないです)

語感が似てるから三温糖とも混同されたりしますが、これも完全に別物で、三温糖はグラニュー糖や上白糖などの機械で大量に生産される砂糖の仲間。

で、結局のところ和三盆って何なの?

って聞かれたときに、私は「さとうきびから手作業で作られるお砂糖」と答えています。

まあある程度機械化も進んでいますが。

ラム酒について

ラム酒と聞いて、「海賊の酒」みたいなイメージを持たれている方も多いかとは思いますが、

「そもそもラム酒って何のお酒なの?」

なんて一番よく聞かれる質問ですよね。

私はいつもこの質問に、「さとうきびを原材料に使用した蒸留酒です。」と答えています。

歴史とか製法といった詳細な話はまた別の機会にするとして。

共通点は「さとうきび」

そう、和三盆糖とラム酒どちらも原材料が「さとうきび」なんです。

大豆からできた醤油と豆腐みたいな関係性。

コレが言いたかっただけかも。

次回は公開中のクラウドファンディングについて色々書こうと思います。

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