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アンビエントとビートの誘惑

一応世の中的にはフリーランスになって4年目に入り、音や映像などをつくってそれなりに楽しくやってきました。

最近は暇なので自分からやりたい事をやっていこうと思ってやり出した一つに文章を書く事があります。

細野晴臣さんの『アンビエント・ドライヴァー』という本に影響を受け助けられたので、自身でもいつか本を出したいなと想像があります。
アンビエント(環境音)は自分の音楽の重要なピースです。音楽を聴いていてもボーカルの歌詞などの意味はあまり入ってきません。そのかわり音楽の雰囲気やグルーヴ感、音色などを聴いています。
脳の構造がそうなっているのでしょうか?

自分の考えている事を他人に話すときに説明が乏しいと指摘をされ、なかなか自分で考えている事を他人に伝えるのは難しいなと感じたりします。

自分の作る音楽は明確なメッセージがあるものは少なく雰囲気や音自体の配置、物語性を重要にしています。

最近つくったグルテンフリーのうどん屋さんby age 18のBGMはその場所で聴こえる音を色々取り入れました。
まわりの環境音やうどんの道具、もともと瓦屋だった先代の記憶も入れたく当時作っていた瓦を借りたりして音の素材とました。
その場所にある音を素材に使うとより馴染む感じはあります。妙な納得感とでも言いましょうか。

物が持っている音に注目していると良い物は良い音がすると思います。
私の中での良い物とは愛があるかかもしれません。
料理上手な人の包丁と野菜とまな板の音は良い音がしてます。そこには強弱やリズムが入ってきます。
手際よく料理を熟知しているリズム感。
野菜を切る強さや感覚。
「美味しくなれ」という思い。

強く叩けば大きく目立つアタックの強い音。
弱く叩けば小さく柔らかい優しい音。

自分はどんな音を生活で奏でたいのか?
そのような日々感じている事がその人の音楽になっていきます。

皆さんがどんな素敵な音楽を奏でているのか聴いてみたいです。
これからもっと耳を開いて外の世界を聴きにいく。

ある宇宙飛行士がスペースシャトルから地球をみて「こんなに地球は小さいんだ!」と言ったらしいです。「こんなに小さく美しいビー玉のような星をもっと大切にしなくては」と。
とても共感します。

私は夢の一つに宇宙空間に行きたい思いがあります。
辛い訓練とか無くどこかのUFOがつれてってくれないかな(^^)


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