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「クリエイティブな人」に共通するたった1つの特徴とは【アートから学べ】

昔からクリエイティブな人に憧れていました

特別な思い入れがあったわけではなく、シンプルに「クリエイティブ」という言葉の響きがかっこよくて好きだったからです

はじめに

そんな中で自分は、マコなり社長の「現代の必須科目」という動画と出会いました

動画内で第3位として上げられていた分野は「アート」

小学生のころ親に無理やり連れていかれた以来一度も行ったことのない自分にとって、興味を持てるものではありませんでした

動画を見てみたところ

「アートの楽しみ方には正解があるわけではなく、自ら問いを立てることができれば誰でもアートを楽しむことができる

という言葉が自分には刺さりました

これはいわゆる「クリエイティブ」な人が実践していることなのではないかと感じ、アートに触れてみようという気持ち出てきたのです

あるがままに

しかし思い立ったものの、行動に移せないまま2週間ほどが経ちました

行動できなかった自分が動くきっかけとなったのが「あるがままのアート~人知れず表現し続ける者たち」です

先週末(8/15)、インスタである歌手の方が「この展覧会に行ってきた」というストーリーを上げているのを見つけました(ストーリーなのでもう消えてしまってはいます)

何か行動したいと思っていた自分は、これは自分のためのものではないかと思ったほどでした

思い立ったら即行動ということで、8/18の10時で予約を取りました

準備-第一段階(インプット)

とは言えアートの展覧会というのは自分の興味のないものなので、何も準備せずに行ったら小学生の頃と全く変わらない結果になってしまいます

その時の自分は「アートに触れることで、何かしらの気づき・学びを得たい」と思い、小学生の頃の自分とは違う視点を持つために準備をしようと決めました

マコなり社長の動画にはアートを学ぶために2冊の本が紹介されていましたが、本を読むのが圧倒的に遅い自分は3日間で2冊も読み切れないと思いました

その代わりに自分が選んだのが中田敦彦さんの「アートの見方」シリーズ(リンクは前編の動画)です

動画の内容は主に「自分だけの答えが見つかる13歳からのアート思考」という本のまとめで、マコなり社長が紹介していた本の1つでもありました

アートという名の哲学

本の内容を大雑把にまとめます

この動画を見る前の自分は、例えば絵画の場合、本物にそっくりに描かれたものがが良い作品だと思っていました

多くの人も同じことを思っているだろうし、これは一般的な考えだと思います

しかしそっくりな絵が良いとされるなら、写真が全ての絵画の頂点になってしまいます

この本では6人の芸術家に絞って「"見えたまま、そっくり"が良い」という既成概念を壊していこうとする、それぞれの考え方が紹介されていました

内容を聞いた後の自分は、アートも哲学の一種なのではないかと思ってしまうほどの刺激を受けました

準備-第二段階(仮説)

「あるがままのアート」に参加するにあたり、まずは自分なりにアートに対する仮説を立てました

自分が立てたのは「芸術家の人は何かしらのメッセージを持って作品を作る」という仮説です

振り返ってみると発信者であるが故の職業病が出てしまっていました(笑)

「あるがまま」に圧倒された

やっと本題に入ります

「あるがままのアート」には絵画から木の彫刻、ただ写真をテープで貼り合わせただけのものまで幅広い作品が展示されていました

具体的なものを表しているものはほとんどなく、少なくとも見た目だけでは何を意味するのか分かりませんでした

人の家にあったらアートではなくただのゴミと勘違いしてしまうようなものすらあった程です

例えば展示品の中にはところどころ薄くなったり剥がれかけたりしている写真がありました

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それは自分(鑑賞する側)にとってはただのボロい写真でした 

しかし音声案内を聞き「作者は普段から、心を落ち着かせるために写真を触っていて、特に自分の好きだった場所をよく触っていた」という"ストーリー"を知りました

そこで自分は初めて、この「作品」に対する作者の感情や思い出などについて考えることができました

そのため音声案内、作品の説明書きは作者がどんな状況/感情で作ったのかを知る上で必須だと思います

アートとは何か考えさせられた

自分はこのnote上に「自分の"ストーリー"を残す」という目的で発信しています

しかしこの「あるがままのアート」を通して芸術家も、自分の"ストーリー"を可視化するために作品を作っていると気づきました

自分の仮説では、作品に込められた「メッセージ」というのは一般的・抽象的なもの(例えば「絵を見た目通りに描くことだけがアートではない」など)のみだと思っていました

しかし、個人的、具体的なもの(先ほどの作品でいうと「この写真触るの楽しい」というメッセージ)も含まれていることに気づきました

アートの本質と自分のnoteを始めたきっかけは同じだったのです

クリエイティブな人とは

今回の一連の体験を踏まえて自分は冒頭にも書いた「クリエイティブ」ということについて考えてみました

結果、自分は「"クリエイティブ"な人とは頭ごなしに否定するのではなく、何でも肯定する人である」という結論に至りました

アートの勉強を始める前の自分であれば、ボロボロな写真なんて「作品」として認めていなかったでしょう

クリエイティブになるために

ここで自分から、より「クリエイティブ」な人間になるためのたった1つの行動を提案します

このnoteを読んでいる方なら誰でも実践できることだと思います

それはどんなことでも肯定するということです

たとえ自分の中の常識に反することでも「あーそれってアートだよね」と言える人でなければ、ボロボロな写真など展覧会に出していなかったはずです

またそのためにも、あえて自分の中で常識を作っておくということも大切だと感じました

「型破り」とは「型」を身につけていなければ実現できません

自分の中で基準を持たずに全てを受け入れるのではなく、常識に反するが「これは~だからアートだ」と考えて言うことができるのがクリエイティブな人だと思います

行ってみて

最後に「あるがままのアート」に行った感想を書きます

まずアートに触れてみて、思考体力が耐え切れませんでした

というのも後半になるにつれて考えるのが面倒になってきてしまったからです

とは言え、心から好きなことであれば無限に取り組めるはずなので、自分の未熟さを実感しました

アートを心から楽しいと思えるためにも、いつかリベンジしたいと思っています

#つくるのはたのしい

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