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【応援寄稿 vol.8】JAL Space Circle代表 田中 沙季さん

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皆さん、日本の翼、あのJALグループに宇宙事業促進の団体があるって知っていますか?今回はそのJAL Space Circle(JSC)代表の田中沙季さんの応援寄稿をお届けします!!

田中さんは、民間による日本最大規模の宇宙ビジネスカンファレンス運営のSPACETIDEにも所属され、昨年末のYEAR ENDでは司会を務められました。

JSCの代表として、JALの宇宙事業促進だけでなく、宇宙新産業そのものに並々ならぬ想いをもって日々活動されています。

文中にも書いていただいていますが、月一くらいでJSCの戦略の相談に生意気にも乗らせていただいています。何を隠そう僕はJAL派なので、旅客機と光空間通信のコラボレーションの可能性にも心を躍らせながら。

いろいろな方が様々な視点でワープスペースのビジョンを解説してくれて、僕たちは幸せ者です。

ぜひご覧ください。
(常間地)
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現在の国内外の宇宙ビジネスは衛星活用サービスが多いこともあり、最初にワープスペースのポスターを見た時は、衛星データサービスの会社なのかな、と思いました。
でも、このクラウドファンディングの事業説明を目にして、はっとしました。
ワープスペースがやろうとしていることって、衛星利活用ビジネスの枠を超えた、これからの全世界の通信ビジネスの大幅な革新であり、まだ誰も試したことがなかった壮大な計画なのではないか。
宇宙空間の通信インフラの構築のレールは誰かが最初に敷くことになるのだけど、それが日本発の宇宙ベンチャーWARPSPACEであり、その第一歩がこのクラウドファンディングなんだ、と。

ワープスペースが実現するビジネスは、次世代の『高速宇宙ブロードバンドサービス』。
今の人工衛星⇔地球間の通信サービスがADS〇回線と仮定すれば、2022年にワープスペースが実現する人工衛星⇔地球間の通信サービスはフレッ〇光回線ということになります。


2025年には、“フレッ〇光”ではなく、“ワープ光”(勝手に名付けてすみません)を、皆が求めるようになる。ワープ光通信以外なんて、遅くて使ってらんないよね、という未来の会話が今にも聞こえてきそうです。
そして、そのすごさは、早い!24時間365日途切れない!だけではなく、低軌道衛星1機を打ち上げるごとに必要な電波通信利用時の国際組織への申請手続き(1機あたり1年~5年の申請時間がかかる)をスキップできることが、最大のメリットだと思います。
ワープスペースが使うのは、電波通信ではなく、光空間通信だから、この手続きは不要なのです。

CEO常間地さんによると、最大1Gbpsの高速通信が、中継衛星と飛行中の旅客機との間でも実現可能であり、データ量あたりの通信料も安くなるそうです。高度10,000メートルを飛行する飛行機であれば、雲や雨の障害もなく、今より格段にシームレスかつ低価格で機内Wi-Fiサービス等の提供が可能とのこと。航空会社としてもとても興味深い分野であり、飛行機自体を衛星との通信機器として利用するなど、今後様々な活用方法が見えてくるような気がします。

一見クールで怖そうな常間地さんですが、誰よりも親身に相手のことを考え、悩み相談に乗ってくれて、とんでもなく的確なアドバイスをくれる、心から信頼・尊敬しているゴルフ友達です(笑)
一緒にゴルフ行きましょう!(行きたい人、ご連絡お待ちしてます)

近い将来、必ず、次世代のスタンダードとなる“ワープスペースの高速光通信”の一翼を一緒に担ってみませんか?

田中 沙季 
JAL Space Circle(JSC)代表:JALグループの宇宙事業促進を目指して活動中!
一般社団法人SPACETIDE(Corporate Partnership) 所属:世界に宇宙ビジネスの潮流を。
Twitter:@sakitiee follow me!


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