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記事をすべて見る すべて見る【Breakthrough Discuss】地球外生命を求めて、4.2光年先を射抜く光となれるか!?Breakthrough Initiativeとワープスペース、二者の重なる未来予想図
みなさまは、「Breakthrough Initiative」という団体をご存知でしょうか。Breakthrough Initiativeは、地上から高出力のレーザーを宇宙探査機に照射することで探査機を加速し、はるか4.2光年先にある恒星、プロキシマ・ケンタウリを探査して地球外生命体を探す「Starshot」計画などを提案している、新進気鋭の非営利団体です。ちなみに光は1秒間で地球を7週半するスピード(およそ秒速30万km)で、それが4.2光年かけて進む先は 30万 km/
目指すは宇宙市場の窓口!ElevationSpaceに聞く宇宙実験・実証ビジネス【伊東せりか宇宙飛行士と考える地球の未来#20】
宇宙実験用の衛星、25年に技術実証へせりか:武藤さん、よろしくお願いします!ElevationSpaceが開発中の宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」は、宇宙空間で実験ができるそうですね。詳しいお話をうかがえるのを楽しみにしていました! 武藤さん:ElevationSpaceの武藤です。こちらこそ、よろしくお願いします。 せりか:早速ですが、宇宙環境利用・回収プラットフォームとはどのようなものなのでしょうか。 武藤さん:無人の人工衛星を打ち上げて、それを使っ
「宇宙資源」研究の第一人者・宮本英昭教授が考える、産業革命に匹敵する未来の大イベントとは?【伊東せりか宇宙飛行士と考える地球の未来#19】
月の地下数十cmを調査するわけとは?せりか:宮本先生、よろしくお願いします!宮本先生は、3月に閉館した宇宙ミュージアム「TeNQ」に設置されていた、研究者が研究している様子を見学できる「リサーチセンター」にも協力されていましたよね!宮本先生は宇宙資源がご専門だと聞いています。宇宙資源というと、まだあまりよくイメージがつかないのですが、どのような研究をされていますか? 宮本先生:天体の表面に何があり、どういう環境を持つのか、地球とどう違うのか、という惑星地質学や比較惑星学が私
【Space Symposiums 2023】世界最大級の宇宙イベントで見える深宇宙探査の新潮流。-民間企業が主体となる宇宙探査は来るのか-
2023年4月17-20日に、世界最大級の衛星産業カンファレンスSpace Symposiumが米国コロラド州コロラドスプリングスで開催されました。Space Symposiumは宇宙利用に関連する情報の整理、教育、イベント運営などを幅広く行う非営利団体であるSpace Foundationが主催する、今年で38回目になるカンファレンスです。例年3月にワシントンDCで開催されるSATELLITE、例年8月にユタ州ローガンで開催されるSmallsat Conferenceと並