起きた瞬間から「もうダメだ」なメンタルの日をどう生きるか
「生きるのがつらい気がする」「なにしても気分が乗らなくてもうダメだ」「起きても何したらいいかわからない」みたいな、漠然とした絶望感に起きた瞬間襲われるときがある。
そのときの自分がこのnoteを思い出してくれるかは正直わからないし自信はないが、もうだめだ〜!閉店したい!!!と思う日を、どう生きればいいか考えてみる。
だめになってるときに、正解を考えてはいけない
こんなときに「ちゃんとやらなきゃ」「ルーティーンのように行動せねば」みたいに正解を探そうとすると、余計にしんどくなる。と、思う。経験上。
気分上、ストイックにやりたい日もあれば、低燃費でノロノロでもいいからやりきれれば万々歳!という意味もある。時間がかからないことが正解ではないし、効率のよさだけが正解ではない。
ふだんはそれが分かっていても「もうダメだ」の日は、短絡的に正解を探そうとしてしまう。早く楽になりたくて、落ち込んでる頭で考えることはすべて無駄な気がして。
正解な行動っていうのは、たいていしんどそうに感じる。だから布団の中でSNSを触り続けたり、色んな理由をつけて二度寝しようとしたりして、自分と向き合うのをやめてしまうのだ。
ないがしろになった「決めてもらった以外の時間」を救済する
仕事はちゃんとやる。わりといいパフォーマンスだと思う。毎日定時で帰るし、サボってやるべき仕事が終わらない、なんてことはない。
でも、生活をSNSをいじる時間で潰すとか、夜更かしして時間が過ぎるとか、そういうのは平気でやってしまう。うだうだと自分に文句をいいながら。
他人とのミーティングなら絶対にすっぽかさないのに、自分のやりたいことをやらずに寝るとか、仕事はちゃんと集中するのに、自分の食事は半分無意識でやるとか。
これは仕事の時間ですよ、ともらった8時間はきっちりやりきるのに、本来自分の時間のはずの16時間は、なんだか投げやりだったりする。
そういうことを平気でやりつづけていると、ある朝心が反抗期になっているのだ。
目を引く「正解っぽい価値観」に、心を引き摺られない
正解を作らなくていいし、まわりのスピードに乗ろうとしなくてもいい。そう分かってはいても、そう決めていても、ときに大きく揺らいでしまう。
こういうとき、社会的な正解を求めている、という感じなのかもしれない。正解っぽい価値観に引き摺られている感じ。それに沿って実行できればめちゃくちゃいいのかもしれない。
だって、マイペースに生きようにも、不安は生まれるものだから。取り残されたらどうしようか。本当はビジネス書をたくさん読んで、勉強して、もっと仕事をした方がいいのでは。みたいに。
でも、社会的な正解って、すごく輝いて見えるけど、べつにやりたいこととか、なりたい自分像とかではない気もする。「気もする」というのがポイントで、やっぱりちょっと憧れはあるし「ならなくていいの?」と後ろ髪をひかれたりもする。
感性が生活を立て直すきっかけになる
こういうだめなときに完全に頭から抜けているのが、生活だ。ブルーな日って、とんでもないドラマの1シーンみたいな逃げ場のなさを感じる。でも、よくよくよくみれば、生活のほんの一コマだ。(そんな俯瞰はできないのだけれど。)
大切なのは、落ち込んでる日の「イヤ」に向き合うこと。自分がどんなに駄々っ子に感じても、耳を傾けること。言葉にして感情を書くこと。だめな日ってほんと、時間がとられることすべてがいやなんだけどね。それでもやる。
きっかけのわからないブルーな日って、自分の感性かなにかが癇癪を起こしたようなものだと思うのだ。毛糸がぐじゃぐじゃに絡まったのを、まずはほぐしてやる作業が必要になる。
あとは、言葉を読むこと。できれば印刷されたやつがいい。活字がどれほど自分を落ち着かせるか。(これは、人によって違うと思うけど。)
ブルーな日に生活と向き合う、というのは酷だけど、何が嫌なのよ?どうしたのよ?と自分に問いかける程度の心の余白があると、立ち直りが違うように思う。
行きている限り続く「生活」に、たくさん愛情を注ぎたい
「だって、ブレない軸とか、どうしても叶えたいこととか、ないんだもん。意志は強くない。だから、なにもしたくないときはなにもしたくないの」
だめになったときの、これが、自分らしさなのだ。いつでも興味の惹かれたほうへ舵を取れる柔軟さが、わたしをかたちづくっていると思う。何にも一生を賭けない、と密かに誓ってもいる。
ただし、一生続けると決まっているものがひとつある。それが生活だ。仕方ない。行きている限り、続くし。
そして、生活に対して心地よさや、自分への素直さを追い求め続けるのも。たぶん、一生やる。
そんなとき、正解というものさしは邪魔になる。感覚的に「自分的正解」も作らない方がいいと思っている。柔軟さが削がれると思うから。自己受容と柔軟さが生活のキーワードかなあ。
どうだろうね、明日のわたしよ。
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