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朝昼晩の3ステップで、おうち時間に自分へのご褒美タイムを散りばめよう

「自分へのご褒美」と聞いて、どんなことが思い浮かびますか?

仕事がひと段落した時のご褒美や、疲れた日のとっておきスイーツ。そんな「何か特別な時のもの」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

でも、これからはもう少し自分を甘やかしてみるのはどうでしょうか。ご褒美は多ければ多いほど嬉しいものですよね。例えば仕事に向かう日。起きる時間だったりメイクだったり仕事内容だったり、どこかで必ず頑張っているはずです。今日からは特別な時だけではなく、毎日ちょっとずつ自分にご褒美をあげてみませんか?

今回は毎日のご褒美としておすすめの「おうちご自愛術」を3つ紹介していきます。

「ご自愛術」で、毎日にご褒美を

そもそも、ご褒美の「ご自愛術」とは何でしょうか。言葉の意味から紐といていきましょう。

主にビジネスなどのかしこまった場面で「ご自愛なさってください」という挨拶がありますね。相手の健康や無事を祈る意味で使われる、思いやりのこもった言葉です。

「ご自愛」というのは「自分を大切にする」という意味。「ご自愛術」とは文字の通り、かけがえのない自分を大切にするための行動を指します。

毎日の自分へのご褒美は「ご自愛術」になるようなものを設定しておくと良いでしょう。自分を大切にするための行動を毎日することで、ご褒美タイムの時だけでなく生活全体が上向いていきます。

「おうちご自愛術」3選をご紹介

今回は毎日の調子がちょっと良くなるような「おうちご自愛術」を3つ、ご紹介させていただきます。どれもほとんど準備がいらず、数分で終わるものばかりですので、気楽に取り組むことができると思います。

すべて一人で行うことができるので、おうち時間が長い今でも取り入れやすいです。特に在宅ワークでメリハリが付けにくいと感じている方には、気分の切り替えにもなるのでおすすめですよ。

ご自愛術①朝の瞑想

まずひとつ目は瞑想です。朝起きられた自分にすぐご褒美をあげましょう。忙しい生活の中で心落ち着ける時間をほんの数分でも作ってあげると、バタバタせずに1日を過ごすことができます。

おすすめしたい瞑想方法は「ボディスキャン」というものです。

頭のてっぺんから足の先まで、スキャンするように意識を集中させて体の声を聞くというもの。姿勢はベッドで横になったままでも、座っていても立っていても構いません。時間は何分でもOKです。

体の声を丁寧に拾いながら、今日の自分のコンディションを確認していきます。頭はクリアか、肩は凝っていないか、お腹の具合や足の浮腫は取れているか......そんなふうに、今日の自分の体がどんな状態か、ゆっくり観察してあげる時間をとってみましょう。

無音の瞑想だと集中しにくいという方におすすめなのが、「Relax Melodies」というアプリ。有料版の機能が充実していますが、無料版でも十分楽しむことができます。瞑想用のBGMが多数用意されていて、自分好みの音にカスタマイズできたり、タイマーをつけることができますよ。

ご自愛術② お昼のフィーカタイム

二つ目は、お昼間、仕事を頑張っている合間のご褒美です。「フィーカ」は簡単に言うと、スウェーデン発祥のコーヒーブレイクの文化のこと。一杯のコーヒーと簡単なおやつを用意して家族や仲間たちとおしゃべりを楽しむ、というものです。本来なら人と楽しむことが多いフィーカですが、一人でゆったり楽しむのも気分転換になります。

ポイントは、フィーカの時にデジタル機器を触らないこと。ぼーっとしたり、外の眺めやお気に入りの音楽を楽しむ時間にしましょう。スマートフォンやPCで気軽にSNSや動画を見れる現代では、「何も見ない時間」が意外とありません。デジタルデトックスをしながら自分のペースで休憩することで、リフレッシュ効果が期待できます。

もちろん飲み物はコーヒー以外でもいいですし、無理におやつを食べる必要もありません。10分間、心が緩まる休憩の時間をとってあげるイメージで取り組んでみてくださいね。

ご自愛術③ 寝る前のジャーナリング

最後のご自愛術は寝る前におすすめの「ジャーナリング」です。ジャーナリングとは、頭の中で思ったままのことをノートに書き出していく作業のことです。「書く瞑想」とも言われています。

一日の終わりにジャーナリングを行うことで、気持ちの整理をしてあげましょう。やり方は簡単。ただ頭に思ったことをノートなどに書いていくだけです。書き方は手書きであればなんでもOK。

書き出す内容は文章の繋がりなどは気にせず、思ったことをそのまま書いていきましょう。「ああ、書くことなくなってきた」などもそのまま書いてしまって大丈夫。

「何を書けばいいか分からない」という方は、その日に起こった印象的なできごとやモヤモヤしたことなど、テーマを一つ決めると書きやすいです。目に見える文字として気持ちを書き出すことで、心や頭をスッキリさせることができますよ。

効果が長続きする「ご褒美」を選ぶ

今回はおうちでできるご自愛術を3つ、シチュエーション別にご紹介しました。いかがでしたでしょうか?「自分へのご褒美タイム」と言いながら、テンションが上がるようなご褒美ではなかったかもしれません。

生活が丸ごと上向くご褒美のポイントは「効果がその瞬間だけで終わらないかどうか」。今回ご紹介した3つはどれも気分の切り替えにも効果的で、生活に取り入れることでメリハリが付けやすくなったり、モヤモヤした感情を持ち越しにくくなったりします。

自分を大切にする「ご自愛術」をご褒美として設定することで、ご自愛術の時間以外でも自分のことを大切に思えるようになると素敵ですよね。

おわりに

お金をかけずに毎日をちょっぴり豊かにしてくれる「おうちご自愛術」を3つピックアップしてみました。朝昼晩、3つのシチュエーションごとにあげてみたので、ご自身の生活リズムに合いそうなものをぜひ取り入れていただければと思います。

自分へのご褒美は特別なものだけでなく、日常に溶け込ませると毎日が楽しくなります。毎日の中にご自愛術を組み込んで、今までよりちょっとだけ自分を大切にする時間を作ってみませんか?

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