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[ Warita00's Eyes ] 農村高齢化、一段と厳しさ : 2022年6月25日(土) 日経朝刊 P.39

2022年6月25日の日本経済新聞の記事と割田の視点を共有します。

◆ 記事より

・2020年国勢調査。65歳以上の人口割合。農村では27都道府県が35%を超える。また、高齢化率、農村が35.0%、都市部(人口集中地区)が25.9%。

・農村の高齢化率、1970年で8.7%、1980年10%、2000年に20%、2015年に30%を超えている。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口によると2045年には40%になる可能性も。

◆参考各県の農村と都市の高齢化

2022年6月25日(土)日経朝刊 P.39より抜粋

◆ 割田が感じたこと

・各県で農村の最も高齢化が進んでいない沖縄県で21%。これは20年前の日本の平均に並ぶ。20年前の危機感(そもそもあったのだろうか)と、20年後の今そこにある危機。この先20年後を見越して、打てる手を必死に模索する必要があるように感じます

・農業が力仕事や自然環境に左右される非常に厳しい環境であることが若者を遠ざけていると言われている。また、農業が「金銭的に余裕がある生活を過ごせる職業」ではないことも関係しているのでしょう

・誰のための農作物なのだろうか。食べるものに関する興味や関心の高まりが少なくとも必要であるし、「安ければ良い」という消費者の姿勢が、巡り巡って自分たちの生活を苦しめることになることに気づく必要もあるのではないでしょうか

中小企業の事業承継が社会問題になっている。同じく、農業の事業承継も問題になっているのだろう。中学、高校、大学/専修学校という「学ぶ機会」のなかで様々な仕事の魅力を「体験として共有すること」と、専門的な知識を提供する機会を設けること。大企業向けの総花的な人財成型ではなく、事業経営と各分野の事業内容に精通する人財の育成。未来に挑戦する人間に選択肢を提供すると共に高度で実践的な経験機会を供給するカリキュラム。人口減少著しいなかで子どもに対しても未来を変えたい大人に対しても徹底して「学ぶ機会」を提供することはできないのか。未来への投資を国として考えていくことを望みます

農業の高齢化が進んでいるという事実は、20年後の私たちの食料事情が壊滅的になっている可能性もあります。他人事ではない事実、あなたはどのように考えられますか?

◆ clubhouseルーム
このテーマに関して、
「みんなで食事を楽しみたい#111」
下記リンクでお話しています☺️
ながら聞きなどで是非お楽しみください👍

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