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【ドラゴンボールの日記】 ドラゴンボールが政治家と対極にある理由

ドラゴンボールには主張がない


いや、そんな事出来ないのだが、比較対象としてワンピースや鬼滅の刃みたいに言論バトルとかはないし、ふざけ合いはあっても作者の色を極力消している


どちらが良い悪いとも言わない。
ただ、鳥山明は作品に不要なノイズを無くすことで読み心地感を上げる、そこを大事にする作者なのかなと思う。



競争しない、欲望を持たない、他者から奪わない、平和を愛する

これは悟空とクリリンが修行していた時の亀仙人の言葉ですが、ここに鳥山イズムが凝縮されていると思います。
あえて言うならこれが鳥山明の主張でしょうか。

それを明確にするためのキャラクターが俗物としてのクリリンで、エロ本を亀仙人に賄賂、いじめの仕返しに修行、ロープを切って悟空を出し抜こうとする。
まさに亀仙人の教えと真逆です。
心が清い者しか乗れない筋斗雲には当然乗れません。



クリリンが愛されるキャラとなったのは、俗物の塊みたいな心が成長するからです。





ドラゴンボールを心底理解出来れは政治家になろうと思わない


政治家は受験競争をし、成り上がる野望を持ち、お金を増やす方法を企み、ちょっと位ズルしないとなれません。

これが、500人以上いる国会議員が誰一人ドラゴンボールを理解出来ない理由に繋がります。




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