見出し画像

【ゲーム批評シリーズ6】FF5

最初からネタバレ全開でいくからね

まだプレイしたこと無い人はブラウザバック













画像7


はい ここから先はもう既プレイの人だけですね

最近はレトロゲームをプレイするニコニコ動画、ユーチューバーいっぱいいるよね

初見プレイの動画は何でも面白いです

私が初プレイした時は年齢1桁ですよ なつかしー

それに耐えうるゲームです。前回FF4よりかなりストーリーも戦闘も低年齢でも遊びやすくなっていて、やり込み要素もありゲームの奥深さもある

文句なしの名作です





物語終盤で主要人物が死ぬ

画像1


この衝撃的なスパイスでぐっと物語に深みが出ました

また、エクスデスを倒す意義が生まれました(当時小学生の私でもかたき討ちを強く意識したものです)

いい形でクルルに引き継がれたので後味が悪いという感じはしません

自然な成り行きで、クライマックスに入る大事なイベントだと思います。


画像2

森、海、空 ファンタジー世界の没入感

FFは10くらいまでグラフィックの世界最先端を行っていたと思います

FFを買う事はただゲームを買う事ではなく、ゲーム業界の最先端を買う事でした。ドラクエを買う事が年間行事なら、FFは1人ゲームショー状態

どちらも当時は他のゲームと一線を画していましたね

両作品から影響を受けた作品は国内外数知れず

ファンタジー感が一番強いのもFF5だと思います

ゲームが始まって海賊に捕まって、海賊と協力して、漂流して、飛竜で空を飛び

非常にテンポのいいストーリーですね

FF5を途中で投げたという人は聞いた事ありません

もしいたら会ってみたい



戦闘バランスが絶妙

画像5

多くのバランスブレイカーを用意しながら、初見プレイでは考えながら苦戦しながらクリア出来るように作られている

ボスに負けたらジョブを変えて何とかなっている

レベル上げでも十分だが、敵ごとの対策、装備、頭を使えば何とかなっている。初見プレイで全滅0という人はかなりレアな部類と思う。とはいえ小1でクリア出来る難易度。物足りない人に多くの縛りプレイの道が用意されている。この点は前作FF4で途中で詰まる人続出の状況から確実に良くなった点

戦闘が楽しいのはかなり重要な事で、戦闘の苦痛が無い。クリアするのがもったいないと思うゲームもレアだろう。





画像3

ドット絵の最高峰

渋谷員子さんもまた天才であり、スクウェアの躍進を支えた



5キャラ全ジョブの立ち絵だけではない

画像4

こういった動き全部も恐らく1人で手作りだ

これは途方もなく大変な作業だったと思います

しかし手を抜くとかそういったものが一切ない

(バッツのドット絵がロマサガ2のシティシーフ男と全く一緒とか裏話もありますが)

かわいい、かっこいい、わかりやすい

FF5の半分はその精緻なドット絵で出来ていると言っても過言ではない










画像6

まとめ

ストーリーが薄いとか気にならない。むしろプレイしている時はテンポ良くて過不足無い冒険RPGだった

そういう意味で最近のゲームがストーリーを作り込み過ぎているというか、情報過多のような、そもそも面白さの方向性が間違っているような気もする

こういったのは時代に取り残された人の感想か。

ゲームが時代の感性に合わせているのだから。

今見返すとFF5は急展開やとんでも展開が多い(隕石で移動など斬新)

ゲームの面白さって本来、バグ無く作って完成度が高いではない

FF5がダメなゲームなら、世間では展開が無理矢理過ぎるksゲーとか言われていたかもしれない

ダメなゲームが展開がダメと感じさせてしまうのは、展開以外の何かがダメなゲームだと思う

プレイヤーが楽しめればよい

嫌な部分は裏で作り手が片付けておきます

それの究極系がFF5だったのかもしれない



総評 90ポイント

この記事が参加している募集

購入されたら他の記事購入資金に使わせてもらいます