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【2020年度版】「上手くいったこと」と「上手くいかなかったこと」を個人的にまとめてみた

さて、毎年恒例の「1年間の振り返り記事」です。
過去3年分はこちらからどうぞ。

・2019年

・2018年


・2017年


さて、2020年を一言で表すならば、「最悪」という2文字に尽きます。初っ端から酷い言葉を書きこんでしまい申し訳ないのですが、残念ながらそのような結論に到ってしまうのです。

ですが、結果よりも大事なのは「どのようにして最悪になったのか」というプロセスではないかとも考えています。今回は例年における◎×形式ではなく、時系列で振り返っていきましょう!

【コロナのせいで最悪になったのか?】
2020年は新型コロナウイルスの1年。故に、それで人生の諸々が台無しに……と考える人が多いと思われます。
確かに、2月中旬以降から自粛、行動制限、緊急事態宣言などのバッドニュースが相次ぎ、趣味であるスポーツ観戦はほぼできない状況に陥ってしまった訳です。他にも、メディアから流れてくるニュースに怯えたり、イライラしたりすることもありました。

でも、今思えば上半期の方が僕は「元気」だったのです。
例えば、働き方について。サラリーマン業はネット通販を担当しているので、世間とは反比例するかたちでこの時期の仕事量は大きく増えました。リモートと現場を行ったり来たりする日々でしたが、ちょうど半々くらいでこなせたからこそ、変に偏ることもなく働けたと考えています。また、リモートワークも普段から執筆活動で1人もくもくとやるスタイルを身に着けていたので、何ら違和感なく進めることができました。

プライベートの面でも同じような感覚です。2月末で殆どのスポーツが無観客や中止に追い込まれ、3月以降は競馬と相撲以外はやっていなかった印象があります。さらに、スポーツの代わりに美術館や博物館めぐりを始めたのですが、これも4月以降は全滅の状態です。今思えば、「出かけても何もない」状態です。
なのですが、「何も出来なくてイライラする!」という状態には陥りませんでした。競馬が中央・地方含め細々とやっていたのは大きかったと思いますが、「何もないなら探したり、自分でつくったりすればいい!」の精神で、掃除やら料理やら散歩やら運動やらに、色々と気合と工夫を入れて過ごしていたと思います。あとは、本づくりも継続して出来ていたのも大きかったでしょうか。

そんな感じで、5月末までの緊急事態宣言解除を迎えました。


【なんで2020年下半期は最悪になってしまったのか?】
問題はここからです。
コロナ禍もひと段落して、さあこれから! と思っていたのですが、どうも自分の感覚と周囲の人たちとの「これからどうするか」に関する感覚が、全く合わないことに気がついてしまったのです。

僕自身の考えは、「コロナでこれだけ世の中が変わったのだから、これからは生き方、働き方、コミュニケーションの取り方もどんどん変えていこう!」というスタンスでした。ただ、周囲の人々の考え方は「とにかくコロナ前の状態にとにかく戻そう」だったのです。
もちろん、コロナ前の時点で楽しかったことや、コロナ禍によって不便になったことは、戻したり変えたりするのが当然のことです。ただ、それらの基準を考えたり、すり合わせる余裕も無いまま、それどころか一方的な考え方の押し付けが続いて「!?」となるケースが多かったのです……。
かくして、僕の2020年下半期はダークな日々となってしまったわけです。


【人間関係とキャリアの悩みをどう解消していくか?】
さて、もう少し「2020年の下半期が最悪な理由」というものを掘り下げていくと、「人間関係」と「キャリア」の2つが重要な要素になってきます。

前者はコロナ禍が産んだ弊害もあると考えています。①コロナ禍で途切れた関わりたい人との関係を再構築しようとする、②なのに嫌いな(怪しい・きな臭い)人たちが周りを囲んでしまう、③それに対処していくうちに疲弊する……という流れが見えてきました。
昨年も人間関係の悩みを課題に挙げていましたが、それが継続するパターンもあれば、新たにやってきた人もいまして、非常に悩ましい状態です。

キャリアの部分は本業のサラリーマン業のことですが、やっている仕事のジャンルは変わらないのですが、仕事の内容が変わりました。その内容というのが、今まで携わっていたけれど、しっくりこない(積極的にやりたくない?)ものでした。
もちろん、過去の経験や積み重ねた知識があるので、大きな失敗をしたとかは少なかったと思います(※自己評価)。ですが、それを今後極めていきたいか、生涯の仕事にしていきたいか、と言われると……なわけです。
そのギャップが仕事関係の方々になかなか伝わらないのも、ことを難しくしている一因と言えます。ネット通販という業種は大変好調であるが故に、「業績が良い≒働いている人はもれなく幸せ」とひと括りにされるのも、なかなか辛いものがありました。


【そんなわけで、2021年をどうするか?】
という感じでギャーギャー言うておりますが、この悪い流れを断ち切るというのが2021年のテーマとなっております。
やることは2つあると思ってまして、1つ目は「悪いものを断ち切る」ということ、2つ目は「新しい仲間や場所を見つける」ということです。
ここ3年間は「続ける」や「積み重ねる」がテーマになっていましたので、これは大きな転換点になると感じています。今までとは違う行動や発言をすることもあるでしょう。
ただ、やっぱり僕は僕自身のために幸せになりたいですし、僕自身が幸せでなければ、他人も幸せにすることができないと考えています。色々と驚かせたり、ひょっとしたら呆れさせるかもしれませんが、暖かく見守っていただければ幸いです。


【最後に2020年の良かったことを振り返るか】
ここまでで悪いことは全部書いたので、ちっとは良かったことを書くか。

◇緊急事態宣言下では肉体的&精神的に壊れずに済んだ
前段で述べた通り。これに関しては、これまでやってきた活動や思考が活きた点が大きかったとも思います。日々の暮らしが安定している&コミュニケーションを取りやすい体制を整えることは大事ですね

◇編集として2冊の本に関わることができた
「ラグビークラスタ」と「#susonolife」という2冊に関わることができました。多くの方のご協力あっての完成ですので、大変感謝しております。ありがとうございます。もちろん、両者とも第2号をつくりたいのですが、自分自身の多忙と疲弊で進まず非常に申し訳ないところもあり……



◇馬券の的中率&回収率が割と良くなった
クッソ退屈な緊急事態宣言下において、数少ない娯楽が競馬でした。賭け事をやっていて良かったです(何)。もちろん、あの手この手で継続を試みた関係者の努力あってこそであり……。
そんなわけで、中央・地方問わず様々なレースに手を出してきたわけですが、「数をこなしたこと」と「レース後にあれこれ考える余裕があった」ことにより、だんだん「こういう馬券を買えば良いんだ」とか「こういう的中が自分にとっては最適なんだ」ということがわかったきたのです。競馬歴10年でようやく……(笑)
話せば長くなりますが、そういう「身の丈にあっていて、実力が出しやすい状態」とは何かに気がついたこともまた、自分の人生に一つの軸をもたらしてくれるのだな、という感じです

◇自分の近くに面白いもの/大切なものがあることに気がついた
以前こういう文章を書いたのですが、

2020年は遠出や外出が難しい情勢だったが故に、自分が住む街の近所(※最寄り駅から電車での移動時間が20分以内)を巡ることに注力していました。
そこでわかったのが、遠くにある新しいものばかりに目を向けるのではなく、近くのものもまた等しく大切にすべきである、という感じですかね。

そんなわけで、色々書いてすっきりしました。
2021年も皆様と元気にお会いできることを楽しみにしております。ではまた!

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)